5月7日、レッドブルはF1レッドブル・レーシングで活躍する四度のワールドチャンピオン、マックス・フェルスタッペンが静岡県の富士スピードウェイで、ニッサンZニスモGT500を駆り、スーパーGT GT500クラスで活躍する三宅淳詞と対決する動画を公開した。ヘビーウエットとなった富士で、GT500トップドライバーに対してフェルスタッペンはどんなタイムを記録するだろうか!?

 四度のワールドチャンピオンにして、現在はニュルブルクリンク24時間にも挑戦するなど、幅広いチャレンジを行っているフェルスタッペン。まさに世界最速のレーシングドライバーのひとりとして知られるフェルスタッペンが、世界最速のGTレーシングカーとして知られるスーパーGT GT500クラスの一台、ニッサンZニスモGT500をドライブする興味深い動画が公開された。

 使用されたのは、レッドブルカラーに彩られたZニスモGT500。舞台はフェルスタッペンも良く知る鈴鹿サーキットではなく、ほとんど経験がないはずの富士。しかもコンディションはウエットという最悪の条件だ。スーパーGTはGT500とともにGT300も存在するが、動画ではGT300の説明のためか、本来ドライブするはずだったのか、イゴール・オオムラ・フラガが駆るホンダNSX GT3も紹介された。

 F1日本グランプリ前に撮影されたこの動画では、三宅がウエットの中で記録した1分44秒075というラップタイムに対し、フェルスタッペンが果敢に挑んでいく。ピットレーンからスタートするも二度のエンスト、さらにダンロップコーナーではオーバーランするなど、当初は初めてのGT500車両に苦戦する様子のフェルスタッペンだが……。まずは動画をぜひご覧いただきたい。F1ファンもスーパーGTファンも必見だ。

 フェルスタッペンは素早く順応すると、次々とタイムを縮め、2周目は一気にタイムアップ。動画のホストを務めたジェレマイア・バートンが「クレイジーだね!」と驚くタイムを連発。ピットで見守るNISMOのメンバー、そして三宅も思わず笑ってしまう1分42秒290というラップタイムを記録。その実力を見せつけた。

「1分44秒台を記録した後、『もっと速く走れるはずだ!』と思ったんだ。でも1分42秒台を記録した後、雨が本格的に強くなってきてしまった。いくつかのコーナーがかなり難しくなってしまったんだ」とフェルスタッペン。

「クルマに慣れるのには時間がかかったね。アクセルとブレーキの踏み方、ステアリングの感触がまったく違うし、タイヤのグリップ感を感じ取るのにも苦労したよ。コーナーでは水たまりもあったしね」

 しかし、動画内では「来年はドライで同じことをやりたいね!」とフェルスタッペンは笑顔をみせた。再チャレンジもきっとありそうな雰囲気だ。

 一方の三宅も「ワールドチャンピオンを獲っている方なので、同じクルマをシェアできましたし、すごくワクワクしましたし、楽しかったです」フェルスタッペンの挑戦を振り返っている。レッドブルが富士スピードウェイをシェアして実現したこの豪華コンテンツだが、ぜひ来年と言わず、いつでもドライでの挑戦を楽しみにしたいところだ。

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