F1商業権所有者のバーニー・エクレストンは、バーレーンの騒乱が収まらない限り、同地でのF1開幕戦は中止にするとコメントした。

 バーレーンでは現在反政府デモが激化し、多数の死傷者が出ている状況であり、今週末開催予定だったGP2アジア第2戦は中止された。3月3~6日にはF1合同テスト、3月13日にはF1開幕戦が予定されているが、これらの開催が懸念されている。

 エクレストンは来週半ばにはバーレーンGPを開催するかどうかの決断を下すと述べたと、BBC Sportが伝えている。
「今日のような状況であれば、(開催するかという問いに対する)答えはノーだ。水曜までに鎮静が図られなければ、キャンセルせざるをえないだろう」とエクレストンは述べた。

 FIA会長ジャン・トッドは、16日の段階では次のようなコメントを行っている。
「当然のことながら、FIAが最も重要と考えているのは安全性である。レーシングカーにおける安全性、道路上の安全性、我々団体の安全性だ」

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