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F1ニュース

投稿日: 2015.12.14 00:00
更新日: 2018.02.17 12:04

フェラーリ会長「真の戦いは2016年から」


 フェラーリ会長のセルジオ・マルキオンネは、2015年のスクーデリアのパフォーマンスを称賛したが、跳ね馬にとって“真の戦い”は来シーズンがスタートだと語った。

 フェラーリは、今年1月の新車発表でチームプリンシパルのマウリツィオ・アリバベーネがシーズン2勝の目標を掲げたが、実際にはセバスチャン・ベッテルが目標を上回る3勝を挙げ、シーズンを席巻したメルセデスに一矢報いた。

 マルキオンネは、先週末にマラネロで開かれたクリスマス・ランチのスピーチで、今シーズンのパフォーマンスには満足しており、2016年のさらなる成功を確信しているとスクーデリアのスタッフに話しかけた。

「本当の戦いが2016年に始まることは分かっている」とマルキオンネが語ったとF1iが伝えている。
「だが、我々にはワールドチャンピオンを獲得したふたりのドライバーとチームをトップに返り咲かせることのできるエンジニアたちがいる」

「今年、我々は2勝して満足したが、実際には3勝を挙げて多くの表彰台も獲得した」
「もっとも重要なのは、あまり外の人材を雇うことなく、社内のリソースを最大限に活用したということだ」

 チームを率いるアリバベーネも、次のようにスタッフを鼓舞した。
「来シーズンの目標は、我々がつけるべき栄誉に値するバッヂのためにより一層の決心を持って働くことだ」
「我々を常に最前線に立って支えてくれた会長には特別な感謝を届けたい」
「“我々はレースをする”。それが我々のDNAだ」