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F1ニュース

投稿日: 2009.11.23 00:00
更新日: 2018.02.15 16:36

ホセ・マリア・ロペス、必要なスポンサー金額を確保できればUSF1と契約完了


 元ルノーのテストドライバー、ホセ・マリア・ロペスは、USF1との間で契約が間近であることを示唆している。契約を完了させるにはロペスがドライブするのに必要なスポンサーを持ち込むことだという。

 近年はツーリングカーやGTで活動をしていたアルゼンチン人のロペスは、シャーロットのUSF1を訪れ、ケン・アンダーソン、ピーター・ウインザーと会談。近日中に来シーズンにおける契約が結ばれるとしている。
「ここまでの間、電話での話し合いを行っていたが、話が進んできたので、ケン・アンダーソンとピーター・ウインザーと個人的に会うことにした。そして口頭で、来週には契約を行うことに同意した」とロペスは自身のオフィシャルサイトで声明を発表している。

 またオフィシャルサイト内で他にも「経済的な要件をクリアできたら、USF1で2010年ドライブすることになる」と記載がある。
「ゼロからスタートの新チームは、これまでのルノーのようにF1で何年も続いているチームでの経験とはまったく違ったものだ。しかし、USF1のプログラムの熱意とプロフェッショナリズムには心を打たれた。開発に使う風洞も見学した。このクルマで2010年を戦えたらと思う」

 ウインザーも、チームに経験を持ち込むことができるロペスとの契約を望んでいることを認めている。
「契約が完了するまでは、その内容について詳細に説明することはできません。
 私が言えることはホセ・マリアはドライバーとしてだけでなく、ひとりの人物としても尊敬ができるということです。アルゼンチンでの3年間を経て、彼のモチベーションは増し、我々にF1マシンを走らせるための知識と経験をもたらせてくれる素晴らしいドライバーとなるでしょう。これまでレースで自身の可能性を見せるチャンスがなかった彼なので、モチベーションはさらに高まることだと思います」

「彼と来年戦うことができたら非常にうれしいことです。彼は単なるリスト上のひとりのドライバーではなく、我々が興味を持ち、一員となってもらいたいドライバーです。モータースポーツ界の動きは早すぎて、これ以上のことは言うことはできませんが、できるだけ早いうちにサインをしたいと思っています」