2006年のスーパーアグリでのレース出場、07年のトヨタF1でのテストドライバー以来、F1から遠ざかっていたフランク・モンタニーが2010年へのF1復帰を目指してルノーと交渉を行っている。
08年以降ではアメリカン・ル・マン・シリーズやチャンプカー、ル・マン24時間レース等に出場していたモンタニーは、03〜05年にテストドライバーを務めていたルノーと話し合いを行っているという。
ルノーはロバート・クビカの加入のみが発表され、もうひとりに関しては、09年のドライバーロメイン・グロージャンやマクラーレンから離脱となったヘイキ・コバライネン等のウワサがあるものの、まだドライバーが決定していない。
ただ、モンタニー自身は当初F1への復帰の可能性をあきらめていたようで、交渉を行えたことに対して驚いていたと、ラジオ・カナダでコメントしている。
「自分の名前がリストにあるとは思っていなかったんだ。だけど、実際には候補となれた。F1から遠ざかっていたのでF1には特化しない形で自分のレースプログラムを進めてきたのだけど、サプライズはあるもんなんだね。まだまだ、早い段階だ、どうなるか見守っていきたい」
最近では、フランスのオートエブド誌ではUSF1の立ち上げ時に必要な経験ある選手候補として名前が挙げられた他に、ここしばらくは拠点としていたアメリカでIRLに参戦するという可能性も語られていた。