ホンダは、今季のスーパーGT300クラスにハイブリッド仕様の「CR-Z」を投入することを明らかにした。
ホンダは3日、都内で2012年のモータースポーツ活動発表会を開催し、スーパーGTの参戦体制を発表した。それによれば、今季のGT300クラスにM-TECとの共同プロジェクトにより、レーシングハイブリッドシステムを搭載した「CR-Z」を投入、「チーム無限」としての参戦活動をサポートすることを正式に発表した。
開発も兼ねるチームのドライバーには、今週発売の「オートスポーツ No.1324号」でもすでに予想されていた通り武藤英紀が指名され、カーナンバー16のニューマシンを第4戦SUGOで登場させる予定。もうひとりのドライバーは未定となっている。
なおホンダは主にレーシングハイブリッドシステムを中心としたパワープラント領域を担当する。
これで今季のスーパーGT300クラスは、ハイブリッド仕様のCR-Zとプリウスが参戦、ホンダとトヨタによるハイブリッド対決が実現することになった。