#10 塚越広大選手(REAL RACING)が今季最高の5番グリッドを獲得

2015年9月12日(土)・予選 会場:オートポリス(4.674km) 天候:晴れ 気温:22℃(14:45時点) 路面温度:32℃(14:45時点) コースコンディション:ドライ 観客:6980人(主催者発表)

9月12日(土)、大分県・オートポリスにおいて、2015年全日本選手権スーパーフォーミュラ シリーズ第5戦の公式予選が行われました

 東日本を中心に、各地に記録的な雨を降らせる天候が続いたものの、この日は太平洋側を中心に日本列島の広い範囲にわたって晴天に恵まれました。オートポリスのある阿蘇周辺も午前中こそ薄曇りでしたが、午後になると青空が広がり、さわやかな秋晴れとなりました。

 スーパーフォーミュラが年に1度訪れるオートポリスでは、昨年はコースレイアウトの都合でレース中の給油が禁止され、それに合わせてレース距離も通常のシリーズ戦よりも短い215kmレースで開催しました。

 しかし、今年はオートポリスのみマシンの給油口を通常の右側から左側に移すことでこれに対応。この結果、今回はレース中の給油が認められるとともに、レース距離は通常のシリーズ戦と同じ250kmへと変更されました。

 午前10時から1時間15分間にわたって行われたフリー走行では、#41 ナレイン・カーティケヤン選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が1分28秒326で2番手、#40 野尻智紀選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が1分28秒440で3番手となったほか、#11 伊沢拓也選手(REAL RACING)は6番手、#34 小暮卓史選手(DRAGO CORSE)は7番手、#16 山本尚貴選手(TEAM 無限)は11番手、#10 塚越広大選手(REAL RACING)は12番手、#65 ベルトラン・バゲット選手(NAKAJIMA RACING)は16番手、#64 中嶋大祐選手(NAKAJIMA RACING)は17番手のタイムを記録してセッションを終えました。

 3段階のノックアウト方式で行われる公式予選は、午後2時40分にまずはQ1から始まりました。

 セッション開始直後にコースインした各ドライバーは、いったんタイムアタックを行ったあとピットに戻ると、セッション終盤に行う2度目のタイムアタックに備えて、セットアップの調整などを実施します。セッション開始から13分が経過すると、各ドライバーは再びコースインしてタイムアタックを開始。

 この結果、1分27秒837を記録して5番手となった#40 野尻選手がHonda勢のトップとなったほか、#10 塚越選手は7番手、#11 伊沢選手は9番手、#16 山本選手は10番手、#64 中嶋選手は13番手となり、Q2進出を決めました。一方、#65 バゲット選手は15番手、#34 小暮選手は16番手、#41 カーティケヤン選手は17番手で、Q1突破はなりませんでした。

 Q2は午後3時10分から7分間にわたって行われました。ここでは#40 野尻選手が1分27秒362で4番手、#10 塚越選手は1分27秒625で8番手となってQ3に駒を進めた一方、#16 山本選手は10番手、#64 中嶋選手は13番手、#11 伊沢選手は14番手となり、この段階で決勝レースのスターティンググリッドが確定しました。なお、Q3進出を決めた上位8名のドライバーは、トップから8番手までのタイム差がわずか0.543秒という接戦でした。
 トップ8のスターティンググリッドを決めるQ3は午後3時27分に始まりました。7分間で行われたこのセッションでは、#10 塚越選手が1分27秒389を出して5番手に食い込みました。#40 野尻選手はアタック中にスローダウンしたマシンと接触した影響もあり、1分27秒747で8番手となりました。

 13日(日)は、午前9時30分から30分間にわたりフリー走行を行ったあと、午後3時に54周で競われる決勝レースのスタートが切られます。

佐伯昌浩(Masahiro Saiki) |「HR-414E」 開発責任者
「今回は、小暮選手などがアタック中にライバルのマシンに引っかかったためにタイムが出ず、上位に食い込むことができなかったのは残念でした。ただし、エンジン面では不安はないので、明日はひとつでも上のポジションを目指してレースに挑むことになります。昨年は215kmのレースを無給油で走りきっているので、250kmとなった今年もそれほど多くの燃料を給油する必要はありません。とはいえ、ドライのレースでセーフティカーも出なければ必ず給油は必要になります。したがって、給油時間が短い中で何本のタイヤを交換するのか、もしくは一切しないのか、レースのどのタイミングでピットストップを行うのか、などが勝負の分かれ目になると思います。今日の予選で5番手に入った塚越選手はオートポリスが得意で、昨年も4番グリッドからスタートしているので、今年も十分に表彰台が狙えると期待しています」

塚越広大選手(5番手 #10 REAL RACING)
「走り出しから今シーズンで一番よかったです。Q3に残れるかどうか、ギリギリの勝負になると考えていましたが、今シーズン初めてQ3に進出できました。Q1からQ3まで攻める走りができました。ただ、今回だけではなく、これから後半に向けて、この位置をキープできるかが今後の勝負だと思います。セッティングの見直しは常に行っていますが、前戦から大幅に変更したわけではありません。それでも前戦ではQ1敗退だったのが、今回のようにほんの少しの変化でQ3まで残れるくらい影響が出るので、引き続き細かい調整をしていかなければなりません。前戦ではスタート直後にリタイアとなってレースが終わってしまったので、まずはしっかりと走りきり、今のポジションより上にいくことを目標にがんばります」

野尻智紀選手(8番手 #40 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
「Q3ではアタックの1周目でミスしてしまい、2周目では他のマシンに引っかかってしまったので、ベストな予選ではありませんでした。2周目の状況は自分ではどうしようもできなかったし、このサーキットは後ろが見えにくいので仕方ないですが、今後は各チームでサポートし合うような意識も必要かと思いました。明日の決勝は今日のコンディションから考えると、そこまで悪くないという感触です。明日はピットストップやタイヤ交換などのチーム戦略が勝敗を左右すると思うので、しっかりとタイミングを見計らってポジションを上げていきたいです」

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