全日本選手権フォーミュラ・ニッポンに参戦するProjectμ/cerumo-INGING。今季から、オリジナルキャラクターである“山口美羽ちゃん”を車体に描き、“痛車”として参戦しているが、第4戦富士から、プラモデルの箱絵などを描く射尾卓弥さんがチームを応援することになった。
射尾卓弥さんは、アニメやゲームなどのイラストレーターの仕事を行う一方、バンダイから発売されているプラモデル『ダンボール戦機』シリーズや『ガンダム』シリーズのボックスアート(箱絵)を手がけている。
射尾さんは、今季のフォーミュラ・ニッポンですでに取材を重ね、2枚のイラストを完成させた。イラストは平手晃平車(#38)と国本雄資車(#39)が独自のデフォルメとCG技術を駆使して仕上げられており、今までにないレーシングカーイラストになっている。
チームと、“山口美羽ちゃん”を手がけるペーパームーンR社では、今回の射尾卓弥さんのイラストが「日本が誇るポップアート、アニメ・ゲーム・マンガ等の『アキバ系コンテンツ』でモータースポーツをさらに盛り上げる」プロジェクトの第2弾だとしている。射尾さんのイラストで大人はもちろん、子どもたちにも格好良く魅力的なメカ=FN09に興味や親しみを持ってもらおうという。
第4戦富士では、射尾さんのイラストを大型ボードでピット等に展示。ピットウォークの際には、イラストの前で記念撮影ができるという。もちろん、山口美羽ちゃんも活躍予定なのでこちらもお見逃しなく。
『ダンボール戦機』シリーズは子どもたちに大人気のロボットゲーム&アニメ。そんなシリーズのボックスアートを描く射尾さんのイラストを見ると、FN09もそのうちロボット化することになるのかも……!? 新しい試みを次々展開するProjectμ/cerumo-INGINGの今後に注目だ。