レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

国内レース他ニュース

投稿日: 2010.10.04 00:00
更新日: 2018.02.15 22:40

ポルシェカレラカップ、F1日本GPの併催として開催


ポルシェ カレラカップ ジャパン 2010 第9戦-10戦 プレビュー

ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2010年シリーズ 第9戦-10戦を、2010年10月8日(金) – 10日(日) の日程で鈴鹿サーキット(三重県)にてF1日本GPのサポートレースとして開催いたします。

2010年Porsche Carrera Cup Japan(PCCJ)第9戦-第10戦(10月8〜10日)鈴鹿ラウンドは、F1第16戦日本グランプリの併催イベントとして開催される。シーズン開幕当初は単独ラウンドとしてカレンダーに記載されていた鈴鹿だが、ダブルヘッダーでの開催に変更。鈴鹿に集まったF1ファンが見守るなか、決勝レースを2回戦うことになる。

9月に開催を予定していた第8戦(富士)がキャンセルになったため、7月のスポーツランド菅生以来の開催となる鈴鹿サーキットには、クラスAに12名のカレラカップパイロットがエントリー。さらにクラスBには、#48大久保 仁、#15神取 彦一郎、#23藤田 宗といったシリーズエントリー組に加え、#33荻野 哲生がスポット参戦を果たしている。

今シーズンのPCCJで熾烈な優勝争いを繰り広げてきた#1清水 康弘と#10安岡 秀徒のポイント差は、現在僅か2点。勝利数も#1清水が4勝に対し#10安岡が3勝と、両者まったく譲らない戦いが続いている。シーズン前半は#1清水が予選でトップを奪い、そのままレースを支配するという王者の戦いを見せていたが、前戦菅生のダブルヘッダーでは逆に安岡が予選でポールを獲得すると、そのまま2連勝を飾った。

「鈴鹿は得意で大好きなサーキット。これからの一戦一戦は一騎打ちなので、絶対に落とせません」と#1清水。果たして王者の意地を見せられるか。一方の#10安岡も「鈴鹿は2戦とも獲らなければタイトル獲得はあり得ません。それに、鈴鹿は様々な人に見てもらえるレースです。モチベーションも今まで以上に上がります」と気合も充分。スタンドを埋め尽くす大観衆の前で、ふたりは最高のバトルを見せてくれるだろう。

毎回、激しいバトルが繰り広げられている3番手争いは、菅生で2戦連続表彰台を獲得した#3高見沢 一吉が一歩抜け出した形。しかし選手権ランキングでは9点差で#9小林 賢二、10点差で#36WAPPAYAが追っており、さらに#4林 久盛や#16横幕 ゆぅも上位進出を虎視眈々と狙っている。

そしてクラスBは、トップ#48大久保に対して2点ビハインドで追いかける#15神取が鮮やかな逆転劇を見せるのか、そうはさせまいと#48大久保が更にポイント差を広げにかかるのか。こうしたクラスA、Bそれぞれの見逃せない勝負が各所で繰り広げられることだろう。

PCCJ鈴鹿ラウンドは、F1グランプリのスケジュールに組み込まれる形で、10月8日金曜日の午前中に練習走行を行い、同日午後に公式予選。9日土曜日はF1の予選後に10周で争われる第9戦がスタート。第9戦のベストラップ順でスターティンググリッドが決まる第10戦は、F1の決勝前に10周のレースによって行われる。

ピット、コース、そしてスタンドのすべてがF1日本GP一色に染まった鈴鹿サーキットを舞台に、トップチェッカーを受けるカレラカップパイロットは果たして誰か。


関連のニュース