プレスインフォメーション
2013年4月06日

ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013 第1戦 決勝

岡山. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013年シリーズ 第1戦 決勝を、2013年4月6日(土) 岡山国際サーキット(岡山県)にて開催いたしました。

天候:雨 路面:ウエット 気温:14℃ 路面温度:14℃(スタート時)

 4月6日(土)、ポルシェ カレラカップ ジャパン2013の第1戦が午前中の予選に引き続き岡山国際サーキット(岡山県)で開催された。折からの雨によりスケジュールは大きく遅れ、15時45分からのスタートは16時35分へと変更された。雨こそわずかに小降りとなったものの、時折強い風が吹いている。コース上には水たまりが点在し、ホームストレート上では派手にウォータースクリーンが上がるような状況のもと、16台が次々にコースインしていった。

 グリッドの先頭は、若手の#78 近藤翼。2番手には、#19 永井宏明がつける。#19 永井は2012年、参戦初年度ながらジェントルマンクラスチャンピオンを獲得、今シーズンからチャンピオンクラスへとステップアップした実力派だ。その後ろには#12 小河諒、#14 川端伸太朗と若手が続く。グレーに沈んだサーキットとは対照的に、目新しいカラーリングのマシンが並ぶ様子は、新たなシーズンの幕開けであることを強く実感させた。スタート方式は通常のスタンディングスタートではなく、ペースカーの先導によるセーフティカースタートが採用された。周回数は15周のところ減算され12周。先導中もラップはカウントされていく。

 2周目を終えてペースカーはライトをオフ。16時45分、ペースカーの先導を離れた16台がスタートを切った。雨は強さを増し、分厚い雲が光を遮る。残された周回はわずかに9周。視界が悪くなっていくなか、ポールポジションの#78 近藤がホールショットを決めた。#19 永井を引き離し、独走態勢を築きにかかる。スタート前「慎重に」と語っていた#19 永井だが、再スタート1周目に#14 川端と#12 小河、#10 川口正敬にもかわされ5位にドロップしてしまった。

 その後は「思ったようにクルマが動いてくれた」と手応えを感じていた#14 川端がトップを行く#78 近藤を猛追。計6周目を終えた段階でふたりの差は約3.1秒。周回を重ねるごとにその差は1.2秒、0.7秒と縮まっていき、10周目を終えたコントロールラインでは0.2秒に。1コーナーでのブレーキング勝負はまさにテールトゥノーズ。ところがここで#14 川端が#78 近藤に接触、コースアウトを喫してしまった。「水しぶきで視界も悪く、アウト側から行ったのですが、ハイドロが起きてタイヤがロックしてしまいました」と#14 川端は目を伏せた。

 一方、後方では12番手スタートの#21 高田匠が次々とポジションアップ。同クラスの#33 Tetsuo OGINOや#8 櫻井澄夫をかわし、最終的に7番手、ジェントルマンクラス2位でフィニッシュ。#21 高田はこのオフに練習を重ねたとのことで、それが結果としてはっきり出たかたちとなった。「うれしい限りです。カレラカップは気の抜けないレースなので、この勢いで今年1年頑張っていきたいです」と、うれしい初表彰台を獲得した。

 チャンピオンクラスは#14 川端の脱落で#78 近藤がそのまま逃げ切り第1戦の勝者となった。少し後ろから追っていた#12 小河が2位、3位はベテランの#10 川口が入る結果となった。ポールトゥウインを飾った#78 近藤は「フィーリングはあまり良くありませんでした。後ろから追い上げられましたが、ピットから状況を知らせる無線も入っていまいしたし、気持ち的に負けたくないなと。結果的にアクシデントになってしまいましたが、生き残ることができて良かったです」とレースを振り返った。

 チャンピオンクラスの2位に入った小河も「結果だけ見れば2位ですが、タイム差が出てしまったのでまだまだ甘いなというのを実感しました。縁石にのって滑ったり、精神的な要素もあるのでまだまだ課題は沢山です」と反省の弁。3位は#10 川口。「作戦どおりスタートが決まった。クルマは難しいですが、これまで長い間レースをやってきているので、こういうコンディションでの経験が活きたんだと思います」と貫録のコメントを残した。

 ジェントルマンクラスで優勝を果たしたのは「雨の岡山では、GT3カップチャレンジ ジャパンの時に一度勝っているのでその経験が活きました。とにかくスピンせず、ストレートでスピードを稼げるよう丁寧に走りました」と語るPCCJルーキー#7 星野敏。10番手スタートながら再スタート1周目で8番手に浮上、#14 川端がトップ戦線から消えたことで最終的には7番手となった。2位は#21 高田、3位はこの日からの走行となった#33 OGINO。「カレラカップは気が抜けない。気が入りすぎるとスピンしますからほどほどに(笑)。無事に完走できたので良かったです。明日はポジションも後ろなので、スピンギリギリまで攻めていきたいと思います」と、すでに明日の第2戦に向けて気合充分な様子。

 ダブルヘッダー開催のため、4月7日(日)に開催される第2戦のグリッドは第1戦のベストラップタイム順で決定される。ポールポジションは#14 川端、次いで#78 近藤、#12 小河と若手3人衆が上位を占めており、後方に#10 川口、#25 神取、#19 永井とベテランが続くオーダーとなっている。

 PCCJ第2戦は10時35分から15周で競われる予定。岡山県の天気予報は曇ときどき雨。風が強く気温が下がると見られており、コンディションに合わせたタイヤの使い方がポイントとなる。PCCJの2013年シーズンは、まだ始まったばかり。若手3人が三つ巴となるのか、若手VSベテランの構図となるのか。いずれにせよ、エキサイティングなシーズンの始まりにふさわしいハイレベルなバトルが見られるだろう。

■第1戦 決勝結果
Pos.\tCar#\tDriver\tClass\tCar Name\tGap
1\t78\t近藤 翼\tC\tインプロブレーシング\t26'35.869
2\t12\t小河 諒\tC\tブライトモータースポーツ\t+24.669
3\t10\t川口 正敬\tC\tケイシンゲイナー\t+37.364
4\t19\t永井 宏明\tC\tナインレーシング\t+43.058
5\t32\t飯田 太陽\tC\tKRM ケーズフロンティアGT3\t+49.211
6\t7\t星野 敏\tG\tD'station HAI997\t+56.823
7\t21\t高田 匠\tG\tTAKUMI RACING\t+1'00.242
8\t25\t神取 彦一郎\tC\t25レーシングXチームサムライ\t+1'03.469
9\t33\tTetsuo OGINO\tG\tKRM ケーズフロンティアGT3\t+1'05.944
10\t8\t桜井 澄夫\tG\tロードサービスGT-3\t+1'06.482
11\t23\t藤田 宗\tG\t魁力屋 ディレクション\t+1'10.347
12\t27\t眞野 壮一郎\tG\t港成会 ディレクション\t+1'11.784
13\t2\t田島 剛\tG\tTAJIMA RACING\t+1'12.106
14\t24\t田中 徹\tG\tたかのこ みきゃんGT3Cup\t+1'15.174
15\t3\t江本 玄\tG\tアキラレーシング GT3\t+1'15.977
16\t14\t川端 伸太朗\tC\tGARMIN PORSCHE\t1Lap

ベストラップ:#14 川端新太朗 1'48.550 6/11

本日のレースクイーン

かみやまやかみやまや
2026年 / オートサロン
S-CRAFT
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技
    【最難関は最初にやってくる】
    FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年4月号 No.1618

    新世代F1テクニカルプレビュー
    バーレーンで見えた5つのポイント

    新型GT500車両メーカーテスト
    「見えるもの。見えないもの」

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに
    御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円