2015.05.18
コックス株式会社
ポルシェ GT3カップ チャレンジ ジャパン 第3-4戦 富士大会 結果
富士スピードウェイレースレポート
コックス株式会社(本社:神奈川県足柄上郡 代表取締役社長:渦尻栄治)は、ポルシェ GT3カップ チャレンジ ジャパン 2015年シリーズ 第3戦-4戦を、2015年5月17日(日) 富士スピードウェイ(静岡県)にて開催いたしました。
天候:晴れ/路面:ドライ
ポルシェ GT3カップ チャレンジ ジャパン(GT3CC)2015 第3戦-4戦が、5月17日(日) 晴天の富士スピードウェイで開催された。今シーズン3大会6戦が予定されている富士戦の中での初戦となる今回は、カップクラス カテゴリーIが15台、カテゴリーIIが1台、オープンクラスが1台の計17台のレーシング・ポルシェが顔を揃えた。
20分間で行われた予選では、昨シーズンの最終戦へのスポット参戦経験を持つ#86 福田幸平が、セッション早々に1分46秒255のタイムを叩き出しポールポジションを獲得。2番手タイムを記録したのは#11 FUKUJIROだったが、ピットレーンでの速度超過により2グリッド降格のペナルティとなり、その結果#9 小林賢二が予選2位を得ている。
気温が上がりつつある中で行われた第3戦決勝レース。抜群のスタートを決めた#86 福田が危なげないレース運びを見せトップでフィニッシュ。熾烈を極めた2位争いは、2周目の1コーナーで#12 Aquira Stanleyが#9 小林を抜いて2位に浮上。さらに#9 小林は#11 FUKUJIROにも抜かれ、4位までポジションダウン。勢いを増した#11 FUKUJIROは、4周目のアドバンコーナーで#12 Aquira Stanleyも捕らえ2位表彰台を獲得した。
第3戦決勝中のベストラップ順でスターティンググリッドが決まる第4戦。2戦連続でポールスタートとなった#86 福田だったが、1周目のアドバンコーナーで#12 Aquira Stanleyにインを刺され首位陥落。その後、なんとかトップの座を取り戻そうとプッシュを続けたが、9周目の1コーナーで痛恨のスピン。順位を7番手まで落とした。
厳しい追い上げを振り切った#12 Aquira Stanleyがシーズン2勝目。2位には#11 FUKUJIRO、3位は最終ラップで大きく順位を上げた#84 Masa TAGAが入った。しかし、レース後の審議により#84 Masa TAGAにはスタート手順違反があったとしてレース結果に15秒加算のペナルティ。この結果#9 小林が3位を獲得。
荒れた展開のレースを制した#12 Aquira Stanleyは、「平常心で戦うことができました。前回に続き、今回のレースも3位と1位。できれば最初のレースからトップを獲りたいので、次のレースは予選から頑張りたいです」と喜びを語った。
尚、カップクラス カテゴリーIIの#44 島下泰久、オープンクラスの#99 佐野新世は、共に第3戦-4戦をクラス優勝で飾っている。