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投稿日: 2015.11.03 00:00
更新日: 2018.02.17 11:23

ポルシェGT3カップチャレンジ 第9・10戦レポート


COX プレスインフォメーション
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ポルシェ GT3カップ チャレンジ ジャパン 第9-10戦 富士大会 結果

 コックス株式会社(神奈川県足柄上郡中井町境 代表取締役社長:渦尻栄治)とポルシェ カレラカップ ジャパン委員会は、ポルシェモータースポーツのステップアップカテゴリー、 ポルシェ GT3カップ チャレンジ ジャパン(GT3CC)2015 第9戦-10戦(今季最終戦)を、11月1日(日) 富士スピードウェイ(静岡県)で開催いたしました。

 GT3カップ チャレンジ ジャパン(GT3CC)2015 第9戦-10戦が、11月1日(日)に富士スピードウェイ(静岡県)で開催された。今シーズン最終戦、そして3回目の富士ラウンドには、カテゴリーIが13台、カテゴリーIIが3台、オープンクラスが1台と、合計17台のレーシング・ポルシェが顔を揃えている。

 上位5台がコースレコードを更新するというハイレベルの争いとなった予選で、ポールポジションを獲得したのは前戦岡山でシリーズ2連覇を決めた#12 Aquira Stanleyだった。予選終了間際、最終アタックで1'44.743を叩き出し、土壇場でポールポジションを奪ってみせる。2位に#32 永井秀貴、3位は#11 Fukujirouが続く。

 第9戦は#12 Aquira Stanleyが一度もポジションを譲ることなく、余裕のポールトゥウィン。「ポールを獲得できたのが大きかったですね。想定通りのレース展開になりました」と、#12 Aquira Stanleyは満足気に語った。3番手からスタートした#11 Fukujirouは1周目の1コーナーで#32 永井秀貴をパスし、嬉しい2位表彰台。上位2台のペースからは遅れたものの、ミスなく走り切った#86 福田幸平が3位を得ている。

 第9戦のベストラップでグリッドが決まる第10戦。ポールスタートの#12 Aquira Stanleyが完璧なホールショットを決め、レースの大半をリードする。しかし、9周目の1コーナーで#11 Fukujirouがインに食い込むと、コカコーラーコーナーでトップを奪取。#11 Fukujirouは最終ラップも危なげなく走り切り、待望のシーズン初勝利を飾った。

 今シーズンはなかなか勝利に届かなかった#11 Fukujirouは、「ようやく勝つことができました。競った展開のレースは楽しかったです」と、フィニッシュ後に笑顔を見せた。カテゴリーIIは安定したペースでラップを重ねた#44 島下泰久が、#76 松本隆行に大差をつけて勝利。オープンクラスは唯一の参戦となった#99 佐野新世がトップでレースを終えている。

 GT3CCは2015年シーズンの全日程を終え、カップクラス・カテゴリーIは#12 Aquira Stanley、カテゴリーIIは#44 島下泰久、オープンクラスは#99 佐野新世が、それぞれタイトルを獲得。また、賞典条件をクリアした選手の中で最多ポイント(132ポイント)を獲得した#12 Aquira Stanleyが、12月12日にドイツで行われる「ポルシェ・モータースポーツ・ナイト・オブ・チャンピオンズ」に招待されている。


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