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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2014.02.13 00:00
更新日: 2018.02.16 21:41

マッスルミルク、今季ル・マン24時間への参戦断念


 昨年のアメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)でLMP1クラスのチャンピオンに輝いたマッスルミルク・ピケット・レーシングが、今年のル・マン24時間耐久レースに参戦しない方針を明らかにした。

 2012年、13年と2年連続でALMSの王者に輝いているマッスルミルク・ピケット・レーシングは今季、LMP2カーのオレカ03・ニッサンを投入してユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)のPクラスにフル参戦。また、ALMSからの指名によりル・マン24時間への招待枠を獲得していた。

 チームは当初、ル・マン24時間へ参戦する意向を示し、チームのレギュラードライバーであるクラウス・グラフ/ルーカス・ルーアとともにチームボスのグレッグ・ピケットがステアリングを握る予定であるとの報道もなされていた。ただ、12日にチームが明らかにしたところによると、現在参戦しているUSCCでの戦いに専念することを決断し、ル・マンへの参戦を断念したという。チームボスのピケットは、声明の中で次のように語っている。

「ル・マンに参戦することを本当に楽しみにしていたし、再びステアリングを握ることにも興奮していたんだ。ただ、現時点ではチームにとって適切なことを行う必要がある」とピケット。チームは、08年にローラB08/60・ジャッドでル・マン24時間のLMP1クラスに参戦した経験も持っている。

「かつてル・マンに挑戦したこともあるから、それにどれだけ手間がかかり、どれだけよく準備をしなくてはならないかは分かっている。それに、特に新たなマシンでチャンピオンシップを戦うのにどれだけの作業量が必要かもよく分かっているしね。これが今季のUSCCで我々が1台体制をとった理由でもある」