ニッサンは、ニッサン/ニスモのグローバル公式パートナープログラムに、ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)に参戦するマッスルミルク・ピケット・レーシングが加入したと発表した。
昨年、一昨年とアメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)のLMP1クラス制しているピケット・レーシングは、グランダムとALMSが統合されて今年からスタートするUSCCのプロトタイプクラスに、オレカ03にニッサンエンジンを搭載したLMP2カーで参戦、クラウス・グラフとルーカス・ルーアをドライバーに起用することを明らかにしていた。
そんな中、ニッサンは3日、同チームがニッサン/ニスモの公式パートナープログラムに加入したことを発表。昨夏から展開されている『ニスモ・グローバル・ドライバーエクスチェンジ・プログラム』の一環として、アレックス・ブランドルをデイトナ24時間のドライバーとして起用すると発表した。
これにより、ブランドルは、デイトナ24時間で、グラフやルーアとともにピケット・レーシングの6号車オレカ03・ニッサンをドライブすることになった。マーティン・ブランドルの息子であるアレックスは、昨年はOAKレーシングからWEC世界耐久選手権のLMP2クラスに参戦し、クラス2位でシーズンを終えている。
ニッサンは、デイトナ24時間以降も、USCCの第2戦セブリング12時間、そして最終戦のプチ・ル・マンで、交流プログラムの一環としてピケット・レーシングにドライバーを派遣する予定だという。