スーパー耐久シリーズ2013 第6戦
「オートポリススーパー耐久レース」
開催日:2013年11月8日~10日
コース:オートポリス
Wether/Condition:(予選) 晴れ/DRY
Wether/Condition:(決勝) 雨/WET
チーム:メビウスリングレーシングVitz
ドライバー:加藤芳皓/塚田利郎/横尾優一/
来場者数:10000人
■フリー走行11月8日
今期はエントリー台数の増加で全戦は参戦出来ずにいたのですが、早いもので若手育成プロジェクトも3年目を迎え多くのドライバーにチャンスを作るべくやってきていよいよ集大成になる最終戦。ドライバーは、加藤選手に加え、新たにオートポリスを地元とする塚田選手、そしてワンメイクレースで活躍した横尾選手で参戦することになりました。
前回富士ではトラブル続きできちんとレースが出来てない状況。チームとしても、メインのメカニックにしてもリベンジで望んだオートポリス。フリー走行は、地元を知る塚田選手から走行開始。塚田選手は初参戦とは思えない落ち着きできちんとタイムを出してきて加藤選手へチェンジ。初めてのコースで苦戦してる感がありましたが最終的にはタイムアップ。同じくして横尾選手はコース、スーパー耐久レース共に初めてで慎重に走行し無難に走行を終えることに。明日への予選に向け準備が整いました。
■予選 11月9日
晴れ晴れした天気の中、Aドライバー加藤選手から予選が始まります。新品タイヤでのタイムアップに期待して加藤選手も落ちついた走行で、昨日より3秒も縮めるタイムをマーク。クラス最下位でしたが、タイムアップしたことは評価出来る結果だったと思います。続いて昨日も好調だった塚田選手。少しクリアが取れなかったようですが、まずまずのタイムで終了。その後、Cドライバー予選で、横尾選手が昨日から7秒アップするタイムを出し明日決勝へ弾みの付く予選結果だったです。
■予選総合タイム順位結果
1: CarNO.19 BRP☆HYPER ECU C72駆動屋FFC TIME:4'25.456
2: CarNO.36 エンドレス アドバン トラストヴィッツ TIME:4'28.175
3: CarNO.99 RS-R DIXCEL NUTEC デミオ TIME:4'28.478
11:CarNO.55 メビウスリングレーシングVitz TIME:4'44.527
ドライバー:加藤 芳皓 TIME:2'21.866
塚田 利郎 TIME:2'22.661
横尾 優一 TIME:2'25.346
■決勝11月10日
いよいよ最終戦でしたが……朝からの雨と霧でオートポリスの魔物が襲う。霧と雨のため順延が続き、フリー走行は中止。そんな悪天候の中でもRQの2人がピットウィーク等を盛り上げてくれる。チーム全体に力をつけるために寒い中活躍してくれている彼女たちにも多くのファンが応援していたのが印象的でした。ようやく、1時間遅れで通常の3時間レースから2時間レースに変更になりローリングでのスタート……と思ってたいたのですが、電気系トラブルでピットスタートを余儀なくされる。数周レースに参加するが再びピットへ。終了時間が近づく中最後まで諦めず作業をするメカニック達……非情にもチェッカーが降られました。又もやトラブルでレースが出来ず。最悪の結果で最終戦を終えることになりました。
多くのファンの方々、スポンサー各位様、55号車でお世話になった全ての関係者様にお礼を申し上げたいです。ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
1:CarNO.19 40LAP
2:CarNO.99 39LAP 1LAPS
3:CarNO.602 39LAP 1LAPS
リタイア:CarNO.55 3LAP 40LAPS
●チーム代表 星名コメント
今シーズンはフル参戦できずに若干消化不良のまま、最終戦を迎えました。#55 号車は電気系トラブルで残念な結果となってしまいました。まだ来シーズンの体制も決まっていませんが、来春にまたサーキットでお会いできることに期待して今シーズンを締めくくりたいと思います。1年間ありがとうございました。
●加藤芳皓選手コメント
早くも今シーズンも最終戦となりました。韓国戦で獲得した10ポイントでシリーズ10位につけていましたが、今回はこれを1つ上げてシリーズ9位を獲得する事を目標としました。また、今回はいよいよGRGランサーとの2台体制という事で、これまで以上にリーダーシップを必要とされました。自分なりに万全の態勢でオートポリス入りとなりましたが、練習走行の段階から、全体的にライバルから遅れを取り、私自身も塚田選手から2~3秒遅れのタイムしか出せず、苦しい練習走行日となりました。
車載映像で復習し挑んだ予選では、細かいミスもありましたが、週末の自己ベストタイムを更新。さらに予選後に田ヶ原選手に車載映像を見て、アドバイスも頂きました。しかし決勝は雨・霧で最悪のコンディション。2時間に短縮されたレースでは、序盤に塚田選手に追い上げてもらい、コンディションの好転を待って加藤に交代する作戦を練っていましたが、コースイン直後にテールランプが点いていない事が発覚。ライトオン指示の状況下では出走する事が許されませんでした。配線関係に原因があり、修復には困難を極めました。それでも、メカニックは最後の最後まで諦めず作業してくれましたが、残念ながら時間切れ。走らずしてリタイアとなってしまいました。
今シーズン、3戦のみの参戦となりましたが、とても良い経験をさせて頂けました。それと同時にメカニックには苦労ばかり掛けてしまった年だったと思います。絶対に来シーズンも同じ体制でリベンジを果たしたいと思っておりますので、今後とも応援よろしくお願い致します。
●塚田利郎選手コメント
この度、ASRacingさんでスーパー耐久選手権デビューをさせていただきました塚田です。いつもはオートポリスのゴールドカップに出場しているので、コースに関しては熟知しているのですが、ST5クラスのヴィッツは全く未知の車である為、まずは車、タイヤ、そしてスーパー耐久特有の他クラスとの混走に慣れる事から始めました。そして迎えた予選。Aドライバーの加藤選手がしっかりとタイムを出し、私の番になったのですけど、ST4クラスの車に抜かれるタイミングが上手く合わなかったり、私自身のミスも重なり、思うようなタイムを残すことはできませんでした。その後、Cドライバーの横尾選手も順調にタイムアップしていたので、私自身のミスが悔やまれます。しかし、その様な中でもチーム内の雰囲気は非常に良く、気持ちを切り替え決勝に望むことにしました。
決勝当日はフリー走行が悪天候で中止になり、事前チェックもままならないままスタートを迎えた訳ですが、スターティンググリッドに着いた時に電気系統のトラブルが発覚しピットへ押し戻される事となりました。そしてレースはスタートし、我々の車は応急処置を終え1周遅れでスタートしました。しかし症状は戻っておらず、再度ピットイン。その後もう一度ピットを出たのですけど、また症状が出た為またピットに戻り修理を始めました。
チームのメカニックの皆さんはとにかく完走扱いにならなくてもコースに送り出そうと必死で頑張り、私もレースに復帰した際にはメカニックの努力に報いるためにも良い走りが出来るようコクピットで気持ちを途切れさせまいと集中していたのですが、レース終了まで5分を切った時点でリタイアする決断を下すこととなりました。コースを熟知していてウエットのレースには自信を持っていたので、この結果はとても残念ですが、最後の最後まで諦めず必死で頑張っていただいたメカニック、そしてASRacingの皆様には大変感謝致しております。またいつか同じメンバーでチームの皆様に恩返しが出来る日が来ることを願い、来年に向けて精進して参ります。
最後に、この様な悪天候の中たくさんのお客様にお越しいただき、更に温かい御声援を送っていただきまして誠にありがとうございます。来年もASRacing並びにドライバーへの皆様の温かい御応援の程、宜しくお願い致します。
●横尾優一選手コメント
最初のフリー走行は本当にヤバイと思いました。ぶつけたらどうしようとか、速い車をうまくよけれるかとか、でも周りの皆にビビリを悟られるのも嫌だったので平然を装いましたが多分バレていたと思います。そんな矢先で2ヘア、タイヤバリヤに接触バンパー割れ(泣)頭の中は真っ白になりました。ピットに戻って来るのが恐ろしかったです。このままだと基準タイムクリアならず嘆願書、僕自身が嘆願書で走るのはどうしても嫌でした。そんな落ち込んでいる僕にコースのアドバイスをしてくれた田ヶ原さん。本当に丁寧にわかりやすく教えていただきました。その後も、奥村さんや藤原さんもいろいろポイントを教えてくれて助かりました。初顔の僕に気さくに話してくれた皆さんに感謝します。
そして予選日最初のフリー走行、なんとしてもタイムを縮めなければと挑んだら28秒出せました。やるしかないか、自分のワンメイクレースでも裏組みとか普通にしてるしSタイヤよりスリックタイヤの方が強いみたいだしと言い聞かせ予選に突入。やはり1.2周は動きがヤバかった無線から後ろの2台が行ったらしばらくクリアと言われここしかないと判断。最終コーナー立ち上がってホームストレート通過、無線から聞こえてきた言葉は25秒3思わずやったーと叫んでしまいました。まだまだ速いうちにはなりませんが少ない走行時間で7秒縮められた事は僕にとってはかなりでき過ぎでした。もしNEWタイヤだったら2秒上がると言われていたからUSDで25秒ならNEWなら23秒加藤君・塚田さんに近いタイムになるホッとしましたね~(笑)
決勝当日、去年と一緒で霧と雨、昨日と裏腹で気分は少しブルーでしたね。フリー走行中止、この先どうなっていくのか全く予想ができませんでした。でもこんな霧風雨の中でも意外な事が起こるものですね、キャンギャルが僕をS耐ドライバーとして見てくれたことですかね~。しかもピットウォークに来た子供がサインくださいなんてありえないことでした。まさにS耐ドライバーになった気分でした(笑)そしていよいよ決勝が始まります。SCスタートでしたがドキドキしましたね霧・雨ちゃんと完走しなけらばと……しかしながらアクシデント発生テールポジションランプ点かず3周ほどで僕たちのオートポリスは幕を閉じました。
