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国内レース他ニュース

投稿日: 2015.10.28 00:00
更新日: 2018.02.17 11:14

ル・ボーセ、S耐最終戦は表彰台に一歩届かず4位


DENSO Le Beausset RC350が4位入賞もピットでのアクシデントで、あと一歩のところで表彰台を逃す。

スーパー耐久
第6戦

10月24日(土)~10月25日(日)
鈴鹿サーキット
5.807km

 ル・ボーセモータースポーツが今年新たに挑む、スーパー耐久シリーズの第6戦が鈴鹿サーキット(三重県)で10月24日(土)〜25日(日)に開催された。激戦区として知られるST-3クラスに挑む「DENSO Le Beausset RC350」はデビューウィンを果たして以来、リタイアなく入賞を重ね続け、着実に進化を遂げつつある。今季最後の戦いの場は、国内のみならず国際的にも屈指のドライバーズサーキット。今回も3人体制で挑み、嵯峨宏紀、山下健太、中山雄一のチームワークの良さは、前回のレースで実証済。また、それぞれ得意と公言してはばからないコースでもあるだけに、今季最後の戦いを、初年度の集大成とすることが大いに期待された。

予選
10月24日(土)
天候/晴れ
コース状況/ドライ

 今回のレースに臨むにあたり、チームは事前にスポーツランドSUGOでのテストを実施。主に足まわりのセットを試すことによって、これまで抱えていたアンダーステア症状がかなり解消されるようになっていた。金曜日には1時間ずつ3セッションの専有走行が行われ、そのうちセッション2は温度の上昇によって全体的にタイムは伸び悩んでいたものの、セッション1で記したベストタイム、2分18秒613はセッションを重ねるごとにタイムを縮め、最終セッションでベストタイムをコンマ1秒縮めた。さらに土曜日には30分間のウォームアップが行われ、ここでは2分18秒318をたたき出し、前日をさらに上回るタイムを記録した。前日のさまざまなトライが、しっかりと実を結んでいることを証明した。

 今回もAドライバー予選は、嵯峨が担当。最初のアタックで2分18秒701をマークし、続けていったアタックでさらにタイムを縮め、クラス6番手につけたことからタイヤへの負担を考慮し、早々とピットに戻ることに。

 そして、今回のBドライバー予選を担当したのは山下。コンディションの向上が確認できたこともあって、より入念にウォームアップを行なった後、一発で2分16秒856をマーク。4番手につけることとなる。

 その結果、タイム合算で決められる「DENSO Le Beausset RC350」のグリッドは、クラス5番手に決定。そして、その後に行われたCドライバーのセッションには中山が挑み、決勝を見据えたセッティングでマークした2分18秒932は3番手に相当。上々の手応えを掴むこととなった。


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