レクサスは11月20日から12月1日まで開催される東京モーターショーで、新スポーツクーペ『RC』とコンパクトクロスオーバーSUVのコンセプトカー、『LF-NX』を出展すると発表した。
この『RC』は東京モーターショーがワールドプレミアとなるスポーツクーペで、スポーティでダイナミックなサイドシルエットや、踏ん張り感を強調したホイールフレアなど、低く構えたワイドスタンスを生かしたスタイリング、L字型リヤコンビネーションランプなど、レクサス独自のデザインを盛り込んでいる。
また、パワートレインには3.5リッターガソリンエンジンと、2.5リッターハイブリッドの2種類を用意。レクサスならではのエモーショナルな走りを実現するという。この『RC』は、パリモーターショーで昨年公開されたコンセプトモデル、LF-CCの市販化モデルと言われている。
2014年からスーパーGT500クラスでは、DTMドイツツーリングカー選手権と車両規則を統合。レクサスはこの新規定のGT500車両について、8月の鈴鹿での初公開時から『LF-CCをベースとしたレース車両』という車両名を用いてきたが、今回発表される『RC』がその市販モデルであれば、新GT500車両も『レクサスRC』という名称になることが予想される。
レクサスは今回のモーターショーで、『RC』に加えコンパクトクロスオーバーSUVのコンセプトカー、『LF-NX』をフランクフルトモーターショーに出展した『LF-NX』に、新たに開発した2リッターターボエンジンを搭載。高い走行性能と優れた環境性能を実現するという。