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F1ニュース

投稿日: 2013.06.27 00:00
更新日: 2018.02.16 16:53

レッドブル「メルセデスは違法テストで進歩した」


 レッドブル・レーシングのチームプリンシパル、クリスチャン・ホーナーは、メルセデスは違法なテストによりタイヤの問題を解決したと考えており、今週末のイギリスGPの彼らのタイヤマネジメントに注目している。

 メルセデスは5月にタイヤテストを行い、その際に現行マシンを走らせるというレギュレーション違反を犯した。これが発覚し、FIA国際法廷に裁定が委ねられたが、メルセデスは規則違反を犯し不公平なアドバンテージを得たものの不正の意志はなかったと判断され、処罰は戒告および7月の若手ドライバーテストへの参加禁止にとどめられた。

 この罰は軽いとして、レッドブル、フェラーリらライバルチームは不満を表している。

 判決が出た直後にはホーナーは、国際法廷が決めた処罰を受け入れるとコメントしていたものの、その後、より率直な発言を行った。

「少し混乱させられるのは、ペナルティの甘さだ」とホーナーはロイターとPAのインタビューにおいて26日に語っている。
「メルセデスに与えられたペナルティの問題点は、スポーティングレギュレーションの違反を抑止するほど強いものでないことだ。(メルセデスの本拠)ブラックリーでは皆、心から安堵したことだろう」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています