全日本選手権スーパーフォーミュラ第2戦富士で予選上位に入ったドライバーが、今日の予選と明日のレースについて語った。
●アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S):予選Q1/3番手 総合/PP
「レース2ではポールポジションということで、そこは嬉しく思う。でも、クルマは良かったと思うけど、足りない部分があってそれにQ3で初めて気がついたんだ。もっと早くに気付いていれば、JPと戦うこともできたと思う。でもレース1はスタートでどうなるかは分からないし、いいスタートが切れれば展開も変わると思うよ」
●ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL):予選Q1/PP 総合/2番手
「今日は朝から少しずつクルマを改善していくことを心がけていたんだ。オフシーズンのテストからコンディションがかなり変わっていて、特にリヤのグリップを上げていきたいと思っていた。ビックリするくらいグリップが低かったからね。予選に入ってからは二段階くらい改善することができて、タイムを出すことができた。Q3についてはトムスの2台の方が速かったと思う。でも、両レースともフロントロウからスタートすることができるからね。それほど悪い結果だとは思っていないよ」
●ロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO):予選Q1/2番手 総合/5番手
「今日はクルマの状態を考えると、ポールポジションを獲るのは厳しいとは思っていたんだ。とにかくセクター3が僕たちのクルマは調子が上がらなかったよね。ただ、Q1で2番手を獲ることができたのは結果として良かったと思う。Q3については5番手で、最後のアタックはもっといけるかと思っていたけど、自分の予想よりはタイムが伸びなかった。でも、鈴鹿でのレースを考えるとこのクルマはオーバーテイクができるクルマだと思うので、いいセッティングを出せば決勝も期待できると思うよ」
●中嶋一貴(PETRONAS TOM'S):予選Q1/5番手 総合/3番手
「昨日から走行していて、昨日は割とコンディションが悪い中で相対的にポジションは良かったですが、今日は朝からかみ合わない感じで。アンドレは「足りないものが見つかった」と言っていましたが、僕は見つからないまま終わった感じですね(苦笑)。でもロイックが言っていたとおりペースが良ければオーバーテイクが可能なクルマだと思いますので、明日のレースに向けてしっかりと準備をして、いい結果を獲れるように頑張りたいと思います」
