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スーパーGTニュース

投稿日: 2012.10.19 00:00
更新日: 2018.02.16 12:07

今年のレジェンドカップも大物揃い。星野も参戦へ


 11月16日(金)~18日(日)の3日間、富士スピードウェイで開催されるJAF Grand Prix FUJI SPRINT CUP 2012。スーパーGTとフォーミュラ・ニッポンという日本のトップレースが同時に楽しめるイベントだが、そのサポートレースとして毎年好評の『ENEOS SUSTINA LEGEND CUP』のエントリー、そしてENEOSの協賛が明らかにされた。

 このレジェンドカップは“モータースポーツファンへの感謝”をテーマに、毎年JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUPで開催されているレース。日本のモータースポーツ史を語る上で欠かせない往年の名ドライバーたちが一同に会し、ワンメイクレースでもう一度バトルを展開する……というもの。

 往年の名ドライバーと言えども、現役を引退してかなり経つ&高齢であるために、マシンは決して高いスピードが出るものは使用されないが、そうは言っても“レーシングドライバーの血”が騒ぐのか、毎回接触等も発生。また、ドライバー同士の先輩・後輩関係も如実に出るなど、ファンにとっては毎回笑いと興奮が楽しめるレースとなっている。

 今年もENEOSブランドを全国展開するJX日鉱日石エネルギー株式会社がこのレジェンドカップに協賛。『ENEOS SUSTINA LEGEND CUP』というレース名称となった。気になる使用マシンについては、1年目のマツダ・ロードスター、2年目のホンダCR-Zに続き、今年は話題沸騰中のトヨタ86が使用される。また、今年も年齢によるハンデ制を導入し、51歳以上のドライバーは年齢から50を引いた数字を秒換算して、予選タイムに反映して決勝グリッドを決定する。

 エントリーリストも発表され、今年も蒼々たる顔ぶれが並ぶことに。最高齢は2年連続でこのレースのポールシッターとなっている(ハンデ制により当たり前という説も)高橋国光の72歳で、次いで津々見友彦の70歳、長谷見昌弘の67歳と、60歳以上のドライバーが20人中13人揃う。最年少は近藤真彦の48歳。片山右京が49歳、黒澤琢弥が50歳で、この3人だけがタイムハンデが引かれない。

 ドライバー面で最大のトピックとも言えるのが、俳優の岩城滉一の参戦、そして星野一義の名がエントリーリストにあることだろう。星野は昨年まではレジェンドカップに参戦せず、満面の笑みでチェッカーフラッグを振る役回りだったが、今年はエントリーに名を連ねることに。中嶋悟や長谷見など、往年のライバルが揃う中でどんなバトルを展開してくれるだろうか? 注目したいところだ。

ENEOS SUSTINA LEGEND CUP 2012エントリーリスト
No.DriverAge東西対抗戦
0片山右京49
2土屋圭市56
3長谷見昌弘67
6黒澤琢弥50西
7桑島正美62
8鈴木亜久里52
11星野薫65西
12星野一義65西
15岡田秀樹53西
17鈴木恵一63
18鮒子田寛66西
20柳田春人62
24近藤真彦48
32中嶋悟59西
37関谷正徳62西
51岩城滉一61
55津々見友彦70西
81見崎清志66西
82寺田陽次郎65西
100高橋国光72