いよいよ今週末、鈴鹿サーキットで開幕する全日本F3選手権。若手登竜門で、世界に通じるカテゴリーであるF3は近年参加台数が減少していたが、今季は台数も増加。各メーカーのバックアップを受けた強豪が参戦し楽しみなシーズンとなっているが、そこに登場するCERUMO INGING Jr.のカラーリングが明らかにされた。
今季のF3は、王者PETRONAS TOM'Sに対し、ホンダエンジンを使用するHFDP RACING、そして近年トムスと覇を競ってきたB-MAX Racing Teamがニッサンの若手ドライバー育成プログラム、NDDPのバックアップを受け参戦するなど、総合優勝争いは熾烈なものになっている。
その6台に割って入りそうなのが、昨年Nクラスで高星明誠と争い、ランキング2位に入ったタイ人ドライバー、ナニン・インドラ・パユーングだ。タイの期待を一身に受けるパユーングは今季総合優勝を狙い、CERUMO INGINGがメンテナンスする38号車ダラーラF312をドライブする。
パユーングは、今季『CERUMO INGING Jr』というチーム名で参戦するが、その名の通りスーパーフォーミュラに参戦するP.MU/cerumo・INGINGの弟分。そこで、スーパーフォーミュラでもおなじみのキャラクター、山口美羽ちゃんが初めてF3マシンを彩ることとなった。
インギングのオリジナルキャラクターである山口美羽ちゃんは、2012年から登場。フォーミュラ初の“痛車”としてマシンに描かれたが、その後ポストカードやオートグラフカードは大人気に。男性はもちろん、家族とサーキットを訪れた小さな女の子にも人気のキャラクターとなっている。
現在、開幕戦に向け美羽ちゃんが描かれたF312はカラーリング作業が行われている。走行シーンはどんなものになるか注目だ。