6日、川崎市の等々力陸上競技場で行われたサッカーJ1の川崎フロンターレvs鹿島アントラーズの試合で、昨年に続きスーパーフォーミュラSF13がデモランを行った。
2012年からスタートした川崎Fと、スーパーフォーミュラ、富士スピードウェイのコラボレーション。同じ“F”を頭文字とする3者の協力により、昨年の川崎F対ヴィッセル神戸戦でデモランが実現。満員のファンの前で、フォーミュラカーがその迫力の走りを披露した。
昨年は中嶋一貴(PETORONAS TOM'S)と塚越広大(DOCOMO DANDELION)がデモランを担当したが、今季はこの試合自体が“闘A(アントラーズのA)まんがまつり”と題しており、宇宙戦艦ヤマトとコラボしている平川亮(KYGNUS SUNOCO)と、川崎とスポンサーを同じくするDOCOMO DANDELIONの伊沢拓也が登場した。
試合開始前には、等々力陸上競技場そばの公園路を使って、平川が100m強の距離ながらデモラン、Team LeMansによりピット作業のデモンストレーションを披露。集まった川崎、鹿島の両サポーターにまずはその迫力を披露した。
19時に試合がキックオフ、レナトのゴールで川崎が先制。大久保嘉人がゴールを決め、鹿島が大迫勇也のゴールで1点を返すも、中村憲剛がフリーキックを決め川崎がリードを広げ、3-1で前半が終了したが、その直後、平川のSF13・トヨタを先頭に2台のSFマシンが等々力の陸上トラックにコースイン。まずは鹿島サポーターの前を、続いて川崎サポーターの前を通過。甲高いエキゾーストを響かせると、両サポーターから大きな歓声が上がった。
伊沢、平川のふたりのマシンは陸上トラックを2周すると、川崎サポーター側のスタンド前で停車。フロンターレの40番、7番のユニフォームに袖を通したふたりは、ゴール裏の川崎サポーターのもとに向かい、サポーターから「伊沢! 平川! スーパーフォーミュラ!」と盛んな声援を浴びると、「今日、フロンターレが勝ったらスーパーフォーミュラ見に来て下さい!」と伊沢。サポーターを湧かせた。
また、この日は“闘Aまんがまつり”ということもあり、スーパー耐久に参戦する“痛車”、AS RacingのGRG LANCER EVO Xがスタジアムそばの“フロンパーク”に登場。レースクイーンも華を添えた。