全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第7戦鈴鹿の決勝レース1で優勝した伊沢拓也(DOCOMO DANDELION)、2位の松田次生(TEAM IMPUL)、3位の塚越広大(DOCOMO DANDELION)がレース1、そして午後のレース2について語った。
伊沢拓也(DOCOMO DANDELION):決勝レース1優勝
「2番手スタートということでしたが、チャンピオン獲得のためにこのレースで絶対に勝つという思いでレースに臨みました。スタートが得意だということもあったので、まずは絶対にスタートで前に出ようと考えていました。前に出てからのペースも良かったですし、最初に引き離せば絶対に勝てると思っていました。最初の10周はプッシュしましたが、残り5周ぐらいではタイヤが厳しくなってきて、少しペースを落とすことになってしまったので、そこが第2レースに向けての課題になってくると思います。これまでこのレースに5年参戦してきて、初めてチャンピオン争いに絡めているということはうれしいですし、その中で今日、このような結果を残せたことも良かったです。もちろん、ドキドキもしましたが、それが自分にとってはいい結果につながったと思います」
松田次生(TEAM IMPUL):決勝レース1 2位
「今日は表彰台の真ん中に立つ予定だったのですが、伊沢選手にいいスタートを決められてしまい、僕としてはそんなに失敗したわけではなかったのですが、そこが敗因になったのかなと思います。伊沢選手の前半のペースにはついていけず、後半も思うようにタイムアップしていくことはできず、伊沢選手に追いつくことはできませんでした。第2レースに向けては、クルマの方向性を少しアジャストして、ピットインなども含め、順位を上げられるようにしていきたいですね。今シーズンはいろいろなことがあり、こうして表彰台に久しぶりに上がれたことはうれしいのですが、これを機に第2レースでも表彰台に上がって、来シーズンにつなげていければいいと思っています」
塚越広大(DOCOMO DANDELION):決勝レース1 3位
「スタートでポジションを上げていきたかったのですが、それができなくて、ずっと3番手で走行していくことになりました。トップ2台には最初からついていけなくて、厳しいレースになってしまいました。伊沢選手とクルマの状況は一緒のようなので、第2レースに向けていい形にしていきたいと思います」