8日、鈴鹿サーキットで行われたフォーミュラ・ニッポンテストに参加した伊藤大輔、井口卓人にテストの感想、FN09について聞いた。

■伊藤大輔(トヨタ・ドライバー)のコメント
「フォーミュラカーに乗るのは、2002年にTEAM 22でFニッポンを戦っていたとき以来ですね。当時はレイナードのシャシーで、そのあとに導入されたローラのシャシーには乗ったことはないので、たぶん6、7年ぶりになるでしょう。今回、このようなチャンスを与えてもらえて感謝しています。フォーミュラカーはGTカーと違って挙動が俊敏なので楽しいと感じますが、昔のレイナード時代よりも車両重量が重いせいなのか、動きが多少ルーズですね。ダウンフォースがものすごくあるので、高速コーナーなどはすごく安心してアクセルを踏んでいけますが、中低速コーナーではクルマが多少滑りやすくなって、昔レイナードに乗っていたときとは雰囲気が違いました。それでも、クルマのセッティングを直してもらったりして、走行時間の最後の方では楽しんで乗りました。もっと乗っていたいという気持ちになりました。今回、自分に与えられた時間の中と条件の中では、100%近い走りはできたと思います。もちろん、1時間少しの間にクルマの特性、タイヤの特性、エンジンの特性などを把握できるものではないので、それを考えると100%という数字ではないのかもしれませんけど。このクルマのポテンシャルを出し切ったとも思っていませんし、まだまだ足りないはずです。ただ、いま自分の置かれた状況の中では、限りなく100%近い走りはできました。やはり、フォーミュラカーはドライバーであれば誰もが乗りたいレーシングカーです。フォーミュラカーはすごくピュアですからね」

■井口卓人(トヨタ・ドライバー)のコメント
「Fニッポンのマシンそのものは、昨年の全日本F3最終戦の翌日、スポーツランドSUGOで行われたルーキーテストで、短い時間ながらも経験していました。でも、そのときは今からすれば旧型のマシンで、新型のマシンに乗るのは今回が初めてでした。旧型と新型のいちばんの違いは、ダウンフォースの量が増えたことでしょう。130Rや第1コーナーで、マシンがものすごく地面に押しつけられていることを怖いくらいに感じました。ただし、現在乗っているF3のマシンに比べると、動きは少し重いように感じましたね。エンジンの排気量も、旧型は3リッターで、新型は3.4リッターですから、パワーやトルクがかなり増えていることを実感できました。ブレーキについては、まだ思いきり攻めていないのでなんとも言えませんが、今回走ったところでは、昨年に乗った旧型とほとんど変わらない印象でした。今回はコースへ出て行ってすぐにガードレールに接触してしまい、ビックリしました。危ない場面でしたが、大きなクラッシュでなかったのは幸いでした。その後は徐々にクルマにも慣れていき、決して攻めきったわけではありませんが、クルマなりに走らせることはできたと思います。最後の計測3周は、それなりにアクセルを踏めました。今回はわずか1時間でしたし、転がした程度でしたので、もっと乗りたかったですね。でも、貴重な機会を与えてくださった関係者の皆さんには感謝しています。来年は、ぜひFニッポンへステップアップしたいですね」

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