11日、全日本F3選手権の第1回合同テストが快晴の富士スピードウェイで行われ、B-MAX Racing Team with NDDPの佐々木大樹が総合トップタイムをマークした。
今年最初の走行セッションとなる今回の富士テストには、若手を中心に15名のドライバーが参加。残り1カ月に迫った開幕を前に、午前2時間(10時〜12時)、午後2時間の(14時〜16時)の計4時間を使って各ドライバーが精力的な走り込みを行った。
そのなか、この日の最速タイムをマークしたのはB-MAXの佐々木大樹だった。セッション終盤までPETRONAS TEAM TOM'Sの勝田貴元が暫定首位につけていたが、チェッカー直前に黄色のダラーラF312を駆る佐々木が1分34秒197を記録、最後に逆転でタイムシートのトップを奪った。
2番手は、午前中にベストタイムをマークした高星明誠(B-MAX Racing Team with NDDP)で、3番手が勝田。一方、F3-Nクラスは、1分36秒927で総合9番手につけたHANASHIMA RACINGの小泉洋史が首位となり、KCMGの湯澤翔平がそれに続いた。女性ドライバーの三浦愛(EXEDY RACING TEAM)は1分39秒285というタイムで15番手に終わっている。
全日本F3のテストは、来月27日に鈴鹿サーキットで第2回が行われ、4月第2週の鈴鹿で2014年シーズンが幕を明ける。