27日、全日本F3選手権の第2回合同テストが鈴鹿サーキットで行われ、PETRONAS TEAM TOM'Sの山下健太が総合トップタイムをマークした。
快晴に恵まれたこの日の合同テストには、前回の富士と同じ15名のドライバーが参加。一日を通して70周近くを走破するなど、多くのドライバーが精力的な走り込みを行った。
トップタイムをマークしたPETRONAS TEAM TOM'Sの山下は最後のスティントで1分53秒028という全体ベストを記録。チームのエース格である勝田貴元を僅差で上回った昨年のFCJ王者は、デビュー戦の舞台となる鈴鹿で好感触をつかんだ。
3、4番手はHFDP RACINGの松下信治と高橋翼がつけ、5番手に高星明誠(B-MAX Racing Team with NDDP)。前回の富士でトップだった佐々木大樹(B-MAX Racing Team with NDDP)は6番手に終わっている。
一方、TOM'Sの3S-GEエンジンを搭載するF3-NクラスはHANASHIMA RACINGの小泉洋史がライバルをリード。女性ドライバーの三浦愛(EXEDY RACING TEAM)は1分58秒161というタイムで13番手だった。