全日本F3第10戦は23日、ツインリンクもてぎで14周の決勝レースが行われ、2番手スタートの勝田貴元(PETRONAS TOM'S F312)が優勝。今季初勝利を飾った。F3-Nは小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が優勝を飾っている。

 迎えたスタートでは、ポールスタートの清原章太(TODA FIGHTEX)と勝田がサイド・バイ・サイドの激しいバトルを展開。松下信治(HFDP RACING F312)、高星明誠(B-MAX NDDP F312)を交えオープニングラップの激しいポジション取りが展開されていくが、この中で松下がややポジションを落としてしまう。

 しかし、このバトルを制した勝田が1周目を制すと、清原、高星、山下健太(PETRONAS TOM'S F314)、松下と続いていく。しかし、4周目に2番手を走っていた清原は左フロントが壊れてしまいコースアウト。ポールポジションスタートを活かせず、悔しいリタイアとなってしまった。

 これでレースは勝田、高星、山下というオーダーに変化。上位は膠着状態となっていくが、4番手松下の後方に佐々木大樹(B-MAX NDDP F312)が接近。緊迫したバトルが展開されていく。ただ、佐々木はファイナルラップに急にペースが落ち、高橋翼(HFDP RACING F312)が接近していく。

 トップの勝田は、最後まで危なげなく走りきり14周のレースを制し、今季初優勝。2位は高星、3位は山下という結果に。4位は松下、5位はフィニッシュライン手前で佐々木をかわした高橋という結果となった。今回初参戦となったサム・マックラウド(TDC with SJM F314)はリタイアとなっている。

 F3-Nは、スタートからトップを守った小泉の後方に、4番手グリッドからスタートを決めた三浦愛(EXEDY RACING F307)が続く。その背後には久保凛太郎(CG ROBOTル・ボーセF308)が続き、終盤に至るまで三つ巴の緊迫したバトルが展開された。

 しかし、クラス上位の順位は最後まで変わらず、小泉は今季5勝目を飾った。三浦は久保のプレッシャーを最後まで凌ぎきり、第9戦富士に続く連続表彰台を獲得した。

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