全日本F3選手権 第7戦 決勝上位ドライバーコメント
■優勝:平川 亮
(RSセリザワ/Car.No4/広島トヨペットF312/トヨタ1AZ-FE)
「今日は予選でポールポジションが獲れたのですが、前回もてぎではポールポジションを獲ったもののスタートでミスして勝てなかったので、今回は絶対スタートをちゃんとまとめて1周目をトップで帰って来るということに集中していました。うまく1周目をトップで帰って来れたので、このコースは抜きづらいですし、タイヤの消耗に関しても自信があったので1周1周に集中してチェッカーまで走り続けました。金曜の練習走行のときにロングランをして、そのときに良い感じで走れていたので、これなら最後まで行けるという自信があったんです。明日の第8戦もポールポジションスタートになりますが、明日もスタートに集中して連勝したいと思います」
■2位:リチャード・ブラッドレー
(PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No37/PETRONAS TOM'S F312/トヨタ1AZ-FE)
「スタートが決まってポジションを上げられて良かったし、技術的な面で改善すべき部分も見つかったので、2位という結果に満足はしているよ。富士や鈴鹿なら、1コーナーまでに平川選手に並びかけることが出来たかもしれないけれど、ここではちょっと無理だったね。ただ、序盤はなんとか前について行こうとしたんだけれど、あっという間に平川選手にギャップを広げられてしまい、彼のスピードにはとても驚いた。僕らはもっともっといろいろやらなければならないことがあるね。富士からのインターバルにイギリスF3のスパにスポット参戦したけれど、エンジンもタイヤも日本とは異なるから良い経験にはなったけれど、今回のもてぎに直接的なアドバンテージにはなっていないよ。時差ボケにもなったし(笑)。明日は6番手スタートになるけれど、今日のようにスタートを決めて出来るだけ順位を上げられるよう頑張るよ」
■3位:山内 英輝
(B-MAX ENGINEERING/Car.No1/B-MAX F312/トヨタ1AZ-FE)
「今日はスタートで出遅れてしまって3位になってしまったんですが、そこからなんとかプッシュして前に着いて行こうとしたんですが、それがなかなか上手く行かず、さらに背後のスズキ選手にプッシュされるという展開になってしまいました。最後まで抑え切って3位というポジションを守れたことは良かったと思います。3コーナーでのスズキ選手との攻防は、彼にスリップにつかれて仕掛けられるなと思ったので、インを締めたので彼がアウト側に来たところで、僕がオーバーを出してしまって。それで彼はインに切れ込もうとしたんですが、アクセルオンが早かったようでスピンして。接触はありませんでした。明日は今日のようなペースではなく、もっと良い走りが出来るようにしたいですね」
■4位:中山 雄一
(PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No36/PETRONAS TOM'S F312/トヨタ1AZ-FE)
「今日は本当にスタートがすべてだったかなと思います。平川選手がベストラップで1分48秒5くらいが出ているのですが、自分もベストを繋げば48秒8くらいは行きましたし、前が空いている状態ならもっと出たと思いますから、ペースはそれほど悪くなかったんじゃないかと思います。ブラッドレー選手を除けば、僕自身のスタート自体もそれほど悪いものではなかったんですが、ちょっと反応のタイミングが悪かったかなと。明日は3番手スタートですが、最近平川選手は普通にスタートしていますから、彼の前まで行くのは難しいと思うので最低でも2番手には上がって。そこから前を追う展開には持ち込みたいですね」
■5位:野尻 智紀
(HFDP RACING/Car.No8/HFDP RACING F312/ホンダMF204C)
「スタートのポジションが悪かったので、何か明日に繋がるものを見つけたいと思ってスタートしました。1周目の3コーナーでインを突いて、中山選手の前に出たのは良かったんですが、すぐに抜き返されてしまって。90度コーナーでインを突かれたんですが、僕の判断では少し距離があったので、自分のラインでブレーキングすれば抜かれないんじゃないかと思っていたので……。あれは僕の判断ミスですね。その後も他のドライバーに比べると、今ひとつ前に接近し切れないような展開になってしまいましたが、明日はフロントロウからのスタートなので、今日学んだ部分をなんとか明日のレースに活かせればと思います」
■7位(N-1位):ギャリー・トンプソン F3-Nクラス
(SGC by KCMG/Car.No20/KCMG/トヨタトムス3S-GE)
「スタートがもの凄く決まって、一気にトップに立つことが出来たんだけれど、残念ながら今日は僕のマシンは今ひとつ速さが足りなかった。数周すると、ミラーに多くのマシンが写るようになって、本当に苦しいレース展開になってしまったんだ。何度か、もうやられてしまうかもしれない、と思ったけれど、最後まで抜かれること無くトップを死守出来てうれしいよ。去年も8月のもてぎで優勝したけれど、あのときは予選2番手で、普通にスピードもあって優勝したけれど、あれに比べると今日は本当に大変な優勝だった。ここまで僕らは苦戦していたけれど、今週はどうしても表彰台に立ちたいと思っていたし、勝てて良かった。もっとやらなければならないことがあるけれど、明日も3番手スタートだし、またスタートで順位を上げられると良いね」
■8位(N-2位):佐々木 大樹 F3-Nクラス
(NDDP RACING/Car.No23/NDDP RACING)
「今日はF3-Nクラスのポールポジションスタートだったのですが、動きだし自体は悪くなかったものの、少しクラッチミートを大事に行き過ぎて半クラッチが長過ぎ、1速にしっかりつなげるのが遅くなってしまって……。それでトンプソン選手に先に行かれてしまったのですが、さらに平峰選手とサイド・バイ・サイドになった結果、1コーナーで前に出られてしまったために、1周目は3番手でした。ただ、自分のペースが圧倒的に速いのは分かっていたので、冷静にチャンスを伺って前を抜いて行こうと。うまく平峰選手は一発で抜くことが出来たものの、抜きづらいコースということもあってインを締められてしまうと、なかなか……。結局最後までそういう展開が続いてしまって、トンプソン選手を抜くことが出来ず2位となりました。明日も自分が一番有利なポジションからスタート出来るのですから、明日はそれをしっかり活かして勝ち切りたいですね」
■9位(N-3位):勝田 貴元 F3-Nクラス
(TOM'S SPIRIT/Car.No35/TDP SPIRIT F307/トヨタトムス3S-GE)
「スタートで前に出られればと考えていたのですが、スタートのクラッチミートの際にストールし掛けてしまって。それでクラッチを2度踏み直したりしていて、ストールは免れましたものの出遅れてトンプソン選手に先行されてしまいました。その後序盤は今週自分の課題となっているドライビングの面で、佐々木選手に比べてセクター毎にコンマ2〜3秒遅いという状況を改善しようといろいろトライしていたこともあり、ついていくのも精一杯でした。しかし、前で3台が競り合っていたこともあって、最後に追いついてなんとか抜くことが出来たんですが、明日同じようなレースにならないように自分のドライビングの良い部分は活かしつつ、悪い部分を研究して臨みたいと思います」
■10位(N-4位):平峰 一貴 F3-Nクラス
(HFDP RACING/Car.No7/HFDP RACING F307/トヨタトムス3S-GE)
「スタートでは佐々木選手を抜くことができたので良かったのですが、トンプソン選手がすごくスタートを決めて来たみたいで先行されてしまって。それで2番手になったのですが、そのまま佐々木選手を抑えられていればよかったものの、うまくスリップを使われて3コーナーでパスされてしまいました。それでもなんとか着いて行って、レース終盤、前でトンプソン選手と佐々木選手が競り合っていて、90度コーナーでスペースを見つけたのでインから佐々木選手を抜き、さらにトンプソン選手に並びかけたものの、彼と競り合っているところで逆にスペースを失い、そこを後ろの佐々木選手や勝田選手に突かれてしまって……。残り周回だとか、もう少し考えながらレースをしても良かったかもしれないと残念です。明日もフロントロウからのスタートですが、佐々木選手はとても速いので簡単ではありませんが、なんとかそこをレースでコントロールしたいですし、きっとスタートが大きな勝負のカギになると思います」
