全日本F3第15戦富士は14日、15周の決勝レースが行われ、ポールポジションからスタートした中山雄一(PETRONAS TOM'S F312)が優勝。SUGO戦からの連勝を5に伸ばし、シリーズ戦を締めくくった。
WEC世界耐久選手権第7戦富士のウォームアップ終了から慌ただしいスケジュールで、わずか15分後にスタートが切られた全日本F3第15戦の決勝レース。迎えたスタートでは、ポールシッターの中山雄一(PETRONAS TOM'S F312)がトップで1コーナーに向かうも、好スタートを決めた3番手グリッドのラファエル・スズキ(MAD CROC TODA F308)が平川亮(広島トヨペットF312)をかわし2番手に浮上する。
2番手スタートから3番手にドロップした平川は、1周目のダンロップコーナーでスズキに並びかけるも、ブレーキングでややコース外側に出てしまい、その間に後方に続いていた山内英輝(B-MAX・F312)が3番手へ。山内はその勢いに乗じて2周目のダンロップコーナーでスズキに襲いかかるも、平川と同様にアウトにはらんでしまい、3周目は山内と平川のバトルに転じた。
山内とのバトルを制した平川は前に出ると、少しずつ山内とのギャップを広げ、これで上位3台は中山、スズキ、平川というオーダーで落ち着くことに。そのままのポジションで15周のチェッカーが振られ、中山がSUGO戦から5連勝を飾ることになった。4位は山内、5位はスタートで最後尾まで落ちたリチャード・ブラッドレー(PETRONAS TOM'S F312)となった。
Nクラスは序盤から平峰一貴(HFDP RACING F307)がレースをリード。今回マシュー・ホーソンに代わってKCMGの20号車をドライブしている蒲生尚弥がさすがの実力で2番手をキープした。しかし、グリッド降格とスタート直後の混乱でポジションを落としていた佐々木大樹(NDDP RACING)が混乱をかきわけ、少しずつ前走車をかわすと、13周目には平峰をもかわしNクラストップに浮上した。
佐々木はそのままNクラス首位でチェッカーを受け新チャンピオンの実力を誇示することに。Nクラス2位は平峰、3位は蒲生となった。
これで今季の全日本F3選手権はすべてのシリーズ戦を終了することとなったが、来月開催されるF3マカオグランプリにはチャンピオン平川、中山、山内が全日本F3勢として参戦する予定だ。
