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投稿日: 2009.04.05 00:00
更新日: 2018.02.15 12:43

全日本F3:井口「昨日に引き続き、今日も勝ててとてもうれしい」


JF3A Inside Report
Round 1/2

全日本F3選手権 第2戦 決勝上位ドライバーコメント

◎ Cクラス ◎
■優勝:井口 卓人
(PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No36/PETRONAS TOM'S F308/トヨタトムス)
「昨日に引き続き、今日も勝ててとてもうれしいですね。去年も同じようなパターンで開幕でふたつ勝ったのですが、その後流れが良く無くて結果的に悪いシーズンになったので、今年はそれが無いように努力してきたことを結果につなげることが出来たと思います。マーカス選手が飛んで行ったのが見えたあと、国本選手が後でかなりプッシュしてきていたのですが、序盤自分もかなりプッシュしてミス無く走れた結果だと思います。練習中は結構タイヤの磨耗があったんですが、今回のレースではそれがあまり感じられなくて中盤以降も安定して走れましたね。岡山でもしっかりとしたレースを戦いたいと思います」

■2位:国本 雄資
(PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No37/PETRONAS TOM'S F308/トヨタトムス)
「今日のレースは3番からのスタートでしたが、スタート直後が一番チャンスがあると思ったので1コーナーでブレーキを遅らせて井口選手の横に並んだのですが、ちょっとタイヤをロックさせてしまって。ただ、2番に上がれて良かったです。その後はとにかくプッシュして走ったものの、毎周毎周ギャップが縮まらず“これで大丈夫かな?"とちょっと悩んだのですが、それでも諦めずに最後まで走ることはできました。後半井口選手に少し離されてしまったのですが、それでも自分のベストを尽くせたレースだったと思います」

■3位:マーカス・エリクソン
(PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No1/PETRONAS TOM'S F308/トヨタトムス)
「スタートでは動き出しが今ひとつだったかな。それで1コーナーでポジションを落としてしまった。その後、コカコーラコーナーでアウト側の縁石を少しはみだしてしまい、すぐにコースに戻ったものの、残念ながら100Rでアウト側から並んできた安田と接触してしまった。彼には申し訳ないと思うけれど、イン側にもマシンがいて3台並ぶような状況もあって……。さらにダンロップコーナーを立ち上がったときに、エンジンが失速して(ピットレーンスイッチの誤操作)さらにポジションを下げてしまったんだ。その後はなんとか追い上げるレースが出来たけれど、ちょっと1周目にポジションを落としすぎた。それでも表彰台に立てたのだから、満足しなきゃいけないね」

■4位:ケイ・コッツォリーノ
(TODA RACING/Car.No2/TODA FIGHTEX/無限戸田)
「スタートはとても良くて3番手に上がったのですが、序盤はクルマの状況も良くてトムス勢のスリップを使えるような状況もあったものの、数周したところでシフトにトラブルが出てしまって、ブレーキングでシフトが落ちなくなってしまって……。それ以降はもう我慢のレースでしたね。トムス勢と戦える状況が見えていただけに残念ですが、5番手からのスタートでひとつポジションを上げての4位ですから、それには満足しようと。嵯峨選手が追い上げてきたときは、ブレーキングで勝負できないのでなんとかスリップを与えないように気をつけました。金曜にはトップとの差が大きかったのでどうなるかと思ったのですが、予選ですべてをまとめることができたので、次につながるレースウィークだったと思います」

◎ Nクラス ◎
■優勝:関口 雄飛
(AIM SPORTS/Car.No18/EBBRO AIM F307)
「昨日はピットスタートになったこともあって、すごくバトルをしただけに優勝したのはもちろんうれしいのですが、今日はちょっとレースをした感じは少ないですね(笑)。スタートでうまくCクラスのマシンの前に出られたので、序盤に関してはうまくレースを運ぶことが出来たように思います。後半ちょっとリヤがグリップを失ってきたのですが、テストでは長い周回をこなしていなかったので、少しペースを落としました。それでもし後半後から迫ってきたら、またプッシュできるように無理をしなかったんです」

■2位:山本 尚貴
(HFDP RACING/Car.No7/HFDP RACING)
「この結果が実力の差だと思います。チームは最高の監督と最高のクルマを用意してくれているので、タイムが出ているのはまだ自分が乗せられているというか、まだちゃんと自分で操れていないのかもしれません。これを受け止めるかどうかで、今後のレースが変わってくると思いますし、今回のこの差を受け止めて、次戦の岡山では昨年勝っていますし、絶対にこの借りを返すつもりで頑張ります」

■3位:佐藤 公哉
(TEAM NOVA/Car.No23/NDDP EBBRO)
「6番手スタートだったのですが、ストールしていた小林選手とアレックス選手を抜くことができたものの、自分のスタート自体はあまり良くなかったので、千代選手に先行されてしまって。その後、千代選手との戦いになりましたが、ペース的には僕の方が良かったのですが、前に出るのに3周くらい掛かってしまいました。そのあたりがちょっと無駄でしたね。クルマ的にもドライバー的にもちょっと限界かなとも思うので、これからどうレベルアップしていくかが今後の課題だと思います」


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