岡山国際サーキットが舞台の全日本F3選手権第3~4戦は、予選が激しい雨に見舞われた。そういった不安定なコンディションが影響し、第3戦でトップタイムを記録したのは、なんとNクラスの佐藤公哉(NDDP EBBRO)だった! 4周目に1分43秒071をマークしてトップに立ち、いったんは安田裕信(Three Bond)の逆転を許すも、直後に42秒462を出して再逆転。ところが、そのタイムをマークしたのは黄旗提示中だったため、記録として採用されず。その結果、安田が繰り上がってポールを獲得し、佐藤は2番手から決勝レース第3戦に挑むこととなった。

 また、佐藤はチェッカーが振られた周にコースアウトを喫し、自走してピットに戻れなかったことから次の予選には出走を許されず。決勝レース第4戦は、後方グリッドからの追い上げを強いられることになった。3番手、そして4番手相当のタイムを記録していたのは、嵯峨宏紀(DENSO・ルボーセF308)、Nクラスの関口雄飛(EBBRO AIM F307)ながら、佐藤同様、黄旗提示中にベストタイムをマークしていたため、11番手、5番手に退くことに。ただし、4番手の千代勝正(NDDP EBBRO)がダブルチェッカーのペナルティで、3グリッド降格となるため、関口は4番手に返り咲くこととなった。3番手は国本雄資(PETRONAS TOM'S F308)が獲得。

 第4戦の予選に出走が許されなかったのは、佐藤だけではない。マーカス・エリクソン(PETRONAS TOM'S F308)もまた、第3戦の予選でクラッシュを喫し、ダメージは癒えず。同じように第3戦の予選でクラッシュしていた安田は、終了間際に修復なって1周だけアタックが許されたものの、基準タイムをクリアするに甘んじ、12番手に留まった。

 第4戦のポールを獲得したのは国本。開始から間もなく1分44秒086を記録してトップに浮上し、終盤にはだめ押しとなる42秒915をマークしてポールポジションを獲得することとなった。2番手には関口がつけ、3番手は嵯峨が獲得。4番手にはNクラスの千代がつけた。
 

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