スーパーGT300クラスに初音ミク×GSRポルシェを投入するグッドスマイルレーシング with COXは16日、2010年シーズン途中に2010年式の最新版ポルシェ997 GT3 Rを投入すると発表した。
すでに2月7日に行われたガレージキットの祭典、ワンダーフェスティバルにてポルシェ996 GT3 RSRにロゴを施した初音ミク×GSRポルシェが展示されていたが、ポルシェの日本におけるインポーターであるCOXでは、その間もドイツのポルシェAG、ポルシェジャパンと調整を進め、今回、2010年式の997 GT3Rの投入を正式に発表することとなった。
グッドスマイルレーシング with COXによれば、2010年バージョンの997 GT3Rは全世界で21台が生産される予定で、そのうちの1台が日本に持ち込まれるという。2010年バージョンは1月のバーミンガムショーで世界初公開されたばかりだ。
発行されたリリースによれば、今回の導入の理由は「COX社は以前より、ポルシェレースカーの唯一の独立インポーターとしてスーパーGT、カレラカップなど各種レースのサポートを行っておりましたが、日本におけるポルシェのモータースポーツ活動を活性化させるため、全世界で21台のうちヨーロッパ以外では日本への供給わずか1台の2010年モデル911GT3 RをポルシェAG、ポルシェモータースポーツの協力の元、スーパーGTへ参戦させることになりました」とのこと。
先日展示された996のフロントウインドウ部分には大きく『PORSCHE』の文字が入り、早くも“ポルシェワークス”の雰囲気を漂わせているグッドスマイルレーシング with COX。ゼッケンも9番で申請されたとのことで、今季はカラーリング以上に注目を集める存在となりそうだ。