全日本選手権スーパーフォーミュラの公式合同テストの初日が行われている鈴鹿サーキット。今年からスーパーフォーミュラに参戦し多くの注目を集めているKYGNUS SUNOCO Team LeMansの小林可夢偉が、テスト観覧に訪れたファンのために急きょファンとの交流を実施した。
モータースポーツファン感謝デーが行われた前日は晴天に恵まれ、春の陽気さえ感じられた鈴鹿サーキットだったが、テスト初日は一転して朝から曇り空となり、午後には冷たい雨がサーキットに降り注いだ。そんな生憎の天気の中でも可夢偉の走りを見ようとサーキットに訪れたファンのために、チーム側が急きょこのファンサービスを企画。実は、スーパーフォーミュラのテスト日にチームが主体となってこうしたファンサービスを行うのは初めてのことだ。
この催しは午後の走行終了後に行われ、事前にチームのピット前に貼られた張り紙を見た100名以上のファンが集まった。そんな熱心なファンの前に姿を見せた可夢偉は、冗談を交えながらファンとの交流を楽しんだ様子。雨の中集まったファンにとってもうれしい一時となった。
鈴鹿サーキットで行われているスーパーフォーミュラ第1回公式合同テストは、2日目となる10日も10時30分から、そして15時からの2時間ずつで走行が行われることになっている。