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スーパーフォーミュラニュース

投稿日: 2014.05.17 00:00
更新日: 2018.02.16 23:56

国本、予選4番手「明日は表彰台を目標にしたい」


2014 SUPER FORMULA P.MU/CERUMO・INGING Race Report
第2戦 富士スピードウェイ

◆5月17日(土) 予選
第1レース # 38 石浦 宏明 7位 / #39 国本 雄資 4位
第2レース # 38 石浦 宏明 9位 / #39 国本 雄資 4位

 マシンが一新された新生スーパーフォーミュラ、シーズン開幕戦の予選でP.MU/CERUMO・INGINGの2台が快走。今シーズンから復帰を果たした石浦宏明が、決勝で充分に表彰台を狙える予選6番手に着けた。チーム4年目の国本雄資は、マシンのトラブルなどもあってQ3進出を逃してしまったが、前日のフリー走行から好調にタイムを詰めてきており、12番手グリッドから決勝での追い上げに期待が高まっている。

 鈴鹿での開幕戦から1ヶ月のインターバルを経て、スーパーフォーミュラのシリーズ第2戦が開幕した。今回の舞台は富士。前回は鈴鹿が舞台だったから、これは関東エリアでの第2の開幕戦。雪でキャンセルされた公式テストの振り替え分として、前日の金曜日に1時間の公式走行セッションが実施され、#38号車をドライブする石浦が2番手、#39号車の国本も5番手に着けていた。もちろんこれが、そのまま公式予選に反映される訳ではないが、ドライバーにとってもチームにとっても、上々の滑り出しは大歓迎。気持ち良くこの日のセッションに臨むことになったのは言うまでもない。

 土曜最初のセッションは午前9時55分から行われたフリー走行。セッション開始時の気温と路面温度はそれぞれ21℃と32℃。1時間の間にジワリと上昇し、終了時点では22℃、34℃に達していた。セッション開始と同時にピットアウトしていった国本がピットロード出口でストップ。他にも3台ほどがコース各所で停まってしまい開始2分後にセッションは赤旗で中断。各車の回収を終え10時03分にセッションは再開された。気になるトラブルの原因だが、アップグレードしたエンジンのマップと車体側の適合に一部不具合があったようだが、すぐに解消され、セッション再開後は国本も快調なペースで周回。前日に比べて全般的にタイムアップし、石浦と国本の2人も揃って1分24秒台後半まで詰めている。ポジション的には石浦が8番手、国本は11番手に留まっていたが、ともにユーズドタイヤでマークしたタイムで、公式予選では一層のタイムアップとともに、ポジションアップが期待された。