PACIFIC RACING TEAM
NEWS RELEASE
2014年11月22日
PACIFIC RACING TEAM「国立音ノ木坂学院 NAC ポルシェ with DR」
最終戦において参戦2戦連続の入賞を果たす
#9 国立音ノ木坂学院 NAC ポルシェ with DR レース結果
2014 AUTOBACS SUPER GT 第8戦 MOTEGI GT 250KM RACE
11月15日[土] 予選 天候/コース:晴れ/ドライ
11月16日[日] 決勝 天候/コース:晴れ/ドライ
予選ポジション:12位(1’50.211)
決勝ポジション:9位(Best Lap 1’51.686)
レースレポート
日本で最も人気を集めるレースシリーズ、SUPER GTシリーズ2014年第8戦「もてぎGT250kmレース」が、11月15〜16日にツインリンクもてぎにおいて開催され、PACIFIC RACING TEAMの#9「国立音ノ木坂学院 NAC ポルシェ with DR」(白坂卓也/坂本祐也)は、出走23台中12番グリッドからスタートして粘りの走りで9位ゴール。第6戦鈴鹿1000kmに続き入賞を果たしポイントを獲得した。
今回のレースで、テレビアニメ「ラブライブ!」で活躍するスクールアイドルユニット「μ’s(ミューズ)」のメンバー9人をボディに描いたポルシェ911 GT3Rをドライブするのは、白坂、そして第2戦以来の参戦となる坂本。今回はマカオグランプリと日程が重なり、マカオで行われたGTレースに出場するためにアンドレ・クートは欠場となった。もてぎのロードコースは、ストップ&ゴーのコーナーを多く持ち、アップダウンもありタイヤとブレーキに厳しいコース。
今回のレースは通常より50km短い250kmレースとして開催。これまでの全7戦に出場していればハンディウェイトの搭載は必要ないが、「国立音ノ木坂学院 NAC ポルシェ with DR」は前回のタイラウンドをスキップしたため、5kgのウェイトを搭載しての参戦となった。このイベントの前日となる14日には、GT合同テストが行われ、5番手のタイムをマークし順調な走り出しを見せていた。
予選日朝に行われた練習走行では、セッティングも決まり1分49秒013で4番手のタイムをマーク。そして気温14℃、路面温度21℃と肌寒いものの日向は暖かいコンディションのもと、13時30分から公式予選の Q1が始まった。Q1を担当したのは坂本で、1分49秒374で12位につけ、トップ13台が出走できるQ2への進出が決定。Q2では白坂が1分50秒211で12位となり、これで決勝グリッドが確定となった。
16日朝に行われたフリー走行でも、坂本が1分49秒658で2番手につけるなど決勝用のセッティングも上々。自信を持って決勝に備えることができ、活躍に大きな期待がかかった。ただしもてぎは追い抜くポイントが多くなく、最終戦ということもあり激しいバトルが予想されていた。250kmの決勝レースで、どこまで順位を上げることができるか。
気温16℃、路面温度23℃と前日より少し暖かいもてぎ。13時ちょうどに栃木県警の白バイとパトカーの先導による安全運転啓発のためのパレードラップが実施され、続いてセーフティカーによるフォーメーションラップを実施。そしてグリーンランプが点灯してレースの熱い火蓋が切られた。スタートを含む前半を担当したのは白坂。彼にとって記念すべきレースデビューを果たしたこのもてぎは熟知したコース。団子状態で続く隊列の中で白坂は慎重にドライブ。脱落する車両をかわしながら10周を過ぎるとGT500車両がGT300車両を周回遅れにしてさらに混乱していく。そんな中でも白坂は冷静に周回を重ね14周目に前を走るメルセデスをかわすとトップ10 入り。17周目からピット作業を始めるチームも出てきて、9位に順位を上げた18周目にピットイン。
ここで坂本に交代してタイヤ交換、そして給油を済ませ19位でコースへ。坂本はすぐに自分のペースをつかむと、ピットインする車両が出るたびに順位を回復。すべての車両がピット作業を済ませた34周目には入賞圏内である10位へ戻った。さらにペースの上がらないマクラーレンをかわして36周目には9位。さらにはタイヤ無交換作戦のためにペースを上げられないNISSAN GT-Rの背後に追いついた。坂本は懸命にGT-Rについてチャンスをうかがうが、終盤44周目のダウンヒルストレートで突然フロントのアンダーパネルが外れマシンのバランスが一気に変わってしまいペースが鈍った。それでも坂本は残りの周回数を粘り強く走り9位を守って49周でチェッカー。チームとしては2戦連続で入賞を遂げポイントを獲得し、来季につながる内容となった。
以下、チームコメント
神野元樹監督
「最後は本当に惜しかった。トラブルさえなければ8位になれたでしょうね。終わり良ければという感じで終盤の2レースで結果を残してくれたスタッフに感謝です。今年一年間はアッという間。やはり優勝したいしチャンピオン争いをすることが大事だなと思いました。来年に向けてはもう動き出しています。応援してくださったファンの皆さま、スポンサーの皆さま、ありがとうございました」
白坂卓也
「ここもてぎでレースデビューしているので思い入れのあるコースです。シリーズ前半はスランプに陥り自信を失いかけていましたが、今回はスタートからペース良く走れましたし、最後の2レースで結果が出せたのは良かったです。これに満足することなくもっと上を目指していきたいと思います」
坂本祐也
「いい感じで走れましたが、もう少しだけセッティングを煮詰めきれなかったかもしれません。GT-Rは絶対に抜けると思っていましたが、僕の方にトラブルが出ちゃいました。あと2つ上にいけたらベストリザルトに並べたのですが。開幕戦以来の参戦でしたが、レースを楽しめたしポイントも取れて良かったです」
【関連WEBサイト】
PACIFIC×ラブライブ! オフィシャルコラボサイト SUPER GT
http://www.pacific-racing.jp/lovelive/
PACIFIC×ラブライブ! オフィシャルコラボサイト D1
http://www.pacific-racing.jp/lovelive_d1/
PACIFIC RACING TEAM オフィシャルサイト
www.pacific-racing.jp
ラブライブ! オフィシャルサイト
http://www.lovelive-anime.jp
SUPER GTオフィシャルサイト
http://supergt.net