2日、鈴鹿サーキットでシーズン開幕前恒例のイベント、『鈴鹿モータースポーツファン感謝デー』が開幕。スーパーGTマシンをはじめ、懐かしのグループCカーも多数走行。ファンには嬉しいデモランが実施された。
例年、モータースポーツシーズン開幕を告げるこのモータースポーツファン感謝デー。しかし、2日の鈴鹿サーキットはあいにくの小雪混じりの天候となり、多くのファンが訪れたものの、かなり冷え込む中でのイベントとなった。
そんな中、午前から開催された『星野一義が振り返る鈴鹿1000km・グループCカーの歴史』では、ニッサンR90CK、マツダ767、マーチ74S、MCSグッピーといった懐かしの名車たちが登場。特にR90CKは国内では貴重なマシンで、元気な姿を披露してくれた。
残念ながら走行予定だったニッサン・シルビア・ターボCが都合により走行がキャンセルとなったものの、グリッドウォークでCカーたちの勇姿を間近に見られるなど、ファンにとっては嬉しい時間もあった。
夕刻には、いよいよ現役のマシンが登場。夏の鈴鹿1000kmをイメージし、スーパーGTマシンたちが登場したのだ。二輪に続いて登場したARTA HSV-010、EPSON HSV-010、MOTUL AUTECH GT-R、KeePer TOM'S SC430、そしてGT300クラスのARTA CR-Z GTがコースインし、ライトオンをさせながら走行。5台という台数ながら本番さながらの接近戦を展開し、ファンを喜ばせた。
チェッカーを受けた後には、鈴鹿8耐をイメージし二輪のマシンたちがコースイン。ペースカーに先導されながらスーパーGT、二輪が隊列を組みメインストレートを通過すると花火が上がり、夏の鈴鹿の名物レースをイメージさせた。