NAKAJIMA RACING

2013全日本選手権スーパーフォーミュラ
第7戦鈴鹿サーキット

予選速報

11月9日(土)天気:晴れ

 秋の涼やかな晴天に恵まれたスーパーフォーミュラ予選日。朝から始まったフリー走行では、今シーズン最後の予選に向け入念にセッティングの確認を繰り返し、小暮2番手、大祐7番手タイムで走行を終えた。

 最終戦は2レース制で、通常のノックアウト方式予選の順位決定とは若干異なり、Q1で全19台が出走、その結果で第1レースのグリッド順が決まり、Q3までの総合結果で第2レースのグリッドが決定するため、Q1から熾烈な順位争いが予想される。

 そして14時から第1レースのグリッド順が決まる予選Q1が始まった。開始早々、各車次々とコースイン。#31大祐、#32小暮もアタックに入る。その後2台は一時ピットに戻り、残り5分というところで再びコースイン。熾烈なトップタイム争いの中、大祐は今シーズン最高のポジション2番手、小暮は3番手と第1レースのグリッドをもぎ取り、揃ってQ2に進出。Q2でも大祐、小暮共に果敢なアタックを見せ、大祐は4番手、小暮はトップタイムをマークし、いよいよ第2レースのグリッドが決まるQ3へ。Q3開始後、タイム争いを続ける中、他車のクラッシュにより赤旗中断。車両回収後、15時02分から3分間の予選が再開され、大祐はアタックするもポジションアップならず6番手、小暮は条件的にタイムアップの見込みがないと判断し、そのまま3番手で予選を終える。

 明日午前の第1レースは、大祐がフロントロー、小暮は3番手グリッドからのスタート、午後の第2レースは、小暮3番手、大祐6番手からのスタートとなる。決勝の天候が気になるところだが、第1レース、第2レース共に2台揃っての好ポジションから有終の美を飾るべく、決勝に挑む。

◇コメント
チームディレクター:立住正幸
「どちらの車も、これまでとは違った雰囲気で予選に挑み、結果も良かったので、明日の決勝も大いに期待が持てると思います。明日の天気が心配ですが、自分たちのできることをすべて出し切って1年を締めくくりたいと思います」

#31 ドライバー中嶋大祐
「悪くない予選でしたが、トップの山本選手との差が大きく悔しいです。Q1では自分たちの力を出し切れたと思いますが、Q3では赤旗の影響もあり思うようなタイムを出せませんでした。明日も精一杯頑張りますので、ご声援を宜しくお願い致します」

#32 ドライバー小暮卓史
「マシンの状況はよかったのですが、新たな試みのセッティングが一つの不安要素ではありました。予選を通じて、Q2ではトップに立てましたがQ1、Q3は3番手と不本意な順位となり悔しかったです。マシンのポテンシャルは高いのですが、今回チョイスした仕様は初の試みであり、今日の予選では最高の結果を得ることができませんでしたが、必ず先に繋がるものであったと信じています。明日は優勝の可能性は十分あると思うので、自身の力を引き出してシーズンの締めくくりにふさわしいレースにしようと思います」

◇明日の決勝レースは、第1レースが9時25分より20周回で、第2レースが14時30分から28周回で行われます。

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