台風9号による大雨で、スーパーGT第7戦富士が中止になるほどの被害を受けた富士スピードウェイ。台風が直撃したその日、富士では東海大学ル・マンプロジェクトのテストが行われていたが、そのテストに参加していた密山祥吾が、その日の富士周辺の様子を語ってくれた。
スーパーGT第7戦富士の直前、9月8日に静岡県小山町には台風9号により1時間に100mmを越える大雨が降り、この日、今季4回目のテストを予定していた東海大学ル・マンプロジェクトは、ピット内での練習作業のみしか行えず、サーキットからの避難勧告に従いサーキットを後にすることに。
この後、密山は自分の車で須走インターを目指し走り始めたということだが、その時の様子を「もの凄かったですね。あんなに恐かったのは人生で初めてです」と語っている。
「だって、クルマのドアが壊れましたもの。水圧なのか、石が入ってたかは分からないですけど……帰り着いてみたら、クルマは傷だらけになってしまいましたね。窓まで泥水が上がってきて、本当に恐かったです」
