全日本選手権フォーミュラ・ニッポン/スーパーGTで活躍する小暮卓史が、4月にぐんまこどもの国児童会館で行ったイベント『被災地へ届け!ぼくたち・わたしたちのキモチ』で集めた子どもたちからのメッセージを携え、宮城県山元町立山下小学校を訪問した。
4月17日に行われたぐんまこどもの国のイベントでは、小暮の地元である群馬県太田市の子どもたちからのメッセージを被災地へ届けよう……という思いから、用意したメッセージカードや便箋に応援メッセージを書き、ボードに掲示。このメッセージは小暮のホームページ()にすでに掲載されているが、小暮は被災された子どもたちに直接届けるタイミングを慎重に検討。今回、東北学院大学ボランティアステーションの協力で、校舎が倒壊し間借りという形で、山下小学校で授業を再開している山元町立山下第二小学校の児童たちを訪問した。
当日は授業終了後の6年生の教室を訪れ、小暮の自己紹介から始まり、群馬で行ったイベントを紹介。そして最後にメッセージを手渡した。また、少しでも子どもたちの気分転換になればと、フォーミュラ・ニッポンで配布している『小暮ヨーヨー』、昨年のイベントでも好評だった『紙とんぼ』、交通安全グッズ『リフレクター』を全校生徒分プレゼントした。
「実際に被災地を訪れ、被害状況を目の当たりにし今回の震災の甚大さをあらためて痛感しました。子どもたちにどういう言葉をかけていいものかと緊張してうまくお話しすることができなかったかもしれませんが、こどもたちはリラックスした様子で真剣に僕の話を聞いてくれました」と訪問した感想を語る小暮。
「群馬の子どもたちからのメッセージが山下第二小学校の子どもたちに伝わって、ひとりでも多くのこどもたちが元気づけられることを願って、たくさんのメッセージを手渡してきました。今回、ご協力いただきました山下第二小学校の先生方、関係者の方々、貴重な時間をいただき、ありがとうございました。今後もいろいろなかたちでご協力していきたいと思っています」
