2011全日本選手権フォーミュラ・ニッポン 第2戦オートポリス
予選速報

6月4日(土)天気:晴れ

◇震災の影響により約1か月遅れで開幕となったフォーミュラ・ニッポン。開幕戦では小暮が2位表彰台、大祐はデビューレースを11位完走で終え、ここ九州にあるオートポリスで第2戦を迎えることとなった。

 晴天に恵まれた予選日。

 今回の予選はノックアウト方式で行われた。ノックアウト方式の予選とは、Q1は全16台が出走し、上位12台がQ2へ進出。これの上位8台がQ3へ進出し、最終的にグリッドが決定する。

 13時50分より開始されたQ1では、大祐12位、小暮4位でともにQ2への進出を決める。つづくQ2では10番手タイムを記録した大祐がノックアウト、小暮は5番手タイムを記録し最終セッションへ駒を進める。Q3で小暮はQ1、2で問題となっていたオーバーステアも少しは改善されたもののトップタイムを出すまでには至らず、残念ながらの3位となった。

◇コメント
チームディレクター:藤井一三
「小暮はなかなかセットが詰め切れず3番手グリッド。大祐はクルマのバランスはよかったもののQ2でのタイムアタックで若干ミスもあり、Q3への進出はならず10番手からのスタートとなります。また明日のレースも厳しい戦いになりそうです」

#31ドライバー 中嶋大祐
「Q3への進出にあと1歩というところまで迫ることはできましたが、コンマ3秒ほど足りませんでした。しかし、鈴鹿での予選と比べるとかなり充実したセッションにすることができたと思います。今回の経験は必ず次のイベントでの予選で活きるはずです。明日の決勝に向けて、ドライビングとセットアップの両面を煮詰め、ひとつでもポジションを上げてレースを終えることができるように頑張ります」

#32ドライバー 小暮卓史
「フリー走行でのマシンクラッシュの影響によりQ1はマシンのハンドリングバランスを見誤り、リアがとてもナーバスで乗りづらくなってしまいました。Q2はそれを踏まえてセッティングを施したのですが路面状況が変化し、逆に悪くなってしまい、タイムは更新したもののイメージ通りには走れませんでした。Q3は違う方向のセッティングをしました。コントロールはしやすくなり、タイムも上がったのですが、マシン本来のポテンシャルを発揮できなかったと思います。タイム的には3番手、明日の決勝を考えれば悪くありませんが、自分的には速く走る自信があったのでチームにも申し訳ないですし、不本意です。明日は開幕戦と同じミスを犯さないように勝ちにこだわって戦いたいです」

◇明日の決勝は14時30分より54周回で行なわれます。

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