TOCHIGI Le Beausse Motorsports
Super FJ
http://www.lebeausset-motorsports.com
山下健太、初の遠征レースでポールポジション獲得。
決勝は試練の展開で2位。次戦へのリベンジを期す。
スーパーFJ富士選手権 第6戦 富士スピードウエイ(4.563km)
『とちぎル・ボーセモータースポーツ』が参戦するスーパーFJもてぎ選手権は、山下健太が第5戦を勝利したことで、最終戦を残してチャンピオンを獲得。新たなステップアップを目指す山下健太は、チャンピオンを獲得したことで次戦の茂木戦を欠場し、上位カテゴリーへの参戦の舞台となる富士スピードウエイでの経験を積むため、また、富士スピードウエイ戦に参戦する上位選手とのバトルを通じた新たな成長を目指し、10月28日(日)行われたスーパーFJ富士選手権 第6戦に挑んだ。
予選
10月28日(日)
天候/曇りのち雨
コース状況/ウエット
今回、山下にとって初参戦となる富士スピードウエイは、国内随一の長さを誇るホームストレートをもち、そのホームストレートへ向かう前のテクニカル区間を合わせ持つサーキット。このホームストレートのスピードを伸ばす為に、テクニカル区間を攻略し、タイムアップにつなける事が必要となる。チームはこの富士スピードウエイを攻略するべく、金・土曜日から設けられたテスト走行を精力的に実施。快晴の天候のもと合わせて4回行われたテスト走行において、まずは決勝日が雨予報の為、レインタイヤの熱入れからスタート。金曜の3回の走行では主にドライバーの練習として距離を走る事をメインに、マシンのセットアップも進め、土曜には予選シュミレーションを実施。新品タイヤでの走行で、タイヤグリップのピークがくる8周目にベストタイムを出す事を狙い走行。ここで山下は1分50秒23とコースレコードを更新するタイムを記録し、上々の仕上がりで翌日の予選へと臨んだ。
迎えた予選、朝から空は雨雲には覆われ今にも降り出しそうな天候。コースイン5分前に降り出した雨はコースを濡らし始めるが、その量は少ないことからドライタイヤにてコースイン。雨はコースを少しずつ濡らしていく状況となり、スリッピーな状態でのアタックとなる。3周を計測したところで2分10秒491のベストタイムを出すが、これ以上のタイムアップは望めないため、一旦ピットインしてレインタイヤに交換して再アタックへと向かう。ライバルとなるマシンが3周のタイムアタックへと臨む中、残りわずかな時間となりアタックは2周と限定されていたものの、山下はスリッピーなコンディションを上手くコントロールし、2周目に1分59秒847を記録。唯一2分を切る走りで見事ポールポジションを獲得した。
決勝
10月28日(日)
天候/曇りのち雨
コース状況/ウエット
予選終了から5時間後の14時00分、雨は多くなったり少なくなったりと降り続け、完全なウエットコンディションの中、決勝の時を迎えた。山下を先頭に1周のフォーメーションラップを終えて全車グリットに整列。レッドシグナルが消えレースのスタートが切られる。ポールポジションからスタートした山下は半クラッチが長くなってしまい、わずかに出だしが後れ1コーナーで2番手のマシンに前を許してしまう。その後に、挽回を狙い攻めていくが、トップのマシンを脅かすところまでいかず、むしろ少しずつ離される展開。この状況を打開しようと攻め続けた4周目、ダンロップコーナーで痛恨のコースアウトを喫してしまう。幸いコースに復帰して諦めず追い続けるが、周回遅れのマシンを抜くタイミングがテクニカルセクションとなり大幅にタイムロスをせざるを得なくなるなどの不運も重なり、コースアウトで開いた差を埋めることはかなわず、2位でのゴールとなった。
チーム監督
坪松唯夫 Tadao Tsubomatsu
COMMENT
練習の流れから言ってドライでのレースであれば十分に勝算があるレースだっただけにチームにとっても悔しい2位となった。
予選開始そうそうドライタイヤからウエットタイヤに交換したが、初めての富士の雨でも2周のアタックでポールを取れたことは集中して走れた結果だ。健太にとって初めてのサーキットで走った3日間は、これから成長するための足がかりになったと思う。
Driver
山下健太 Kenta Yamashita
COMMENT
今回は初の遠征レースとなりました。金曜、土曜のドライコンディションでのテスト走行では、セッティングも決まり良い感触が掴めていましたが、レース当日になると天候が不安定になってしまいました。予選では、ほぼドライに近いレインコンディションだったため、上手く合わせてポールポジションを獲得することが出来ました。
決勝は自分でも情けないレースをしたと感じています。カート時代から、抜かれても粘り強いレースを何回も経験していますし、その点では自信があるつもりでしたが、今までの自分のようなレースをすることができず、コースアウトやミスを多くしてしまいました。トップに抜かれてから、どんどん離されてしまったことから、初めて走る雨の富士の走りに迷いが生じ、レース展開を工夫する余裕がありませんでした。次戦、鈴鹿へも遠征を予定しており鈴鹿のレースも初となります。今回の反省点をその時に生かして、必ずリベンジします。
