スーパーGT第6戦ポッカGTサマースペシャルで、GT300クラス優勝を果たしたR&D SPORT LEGACY B4。レース直後、週刊オートスポーツ編集部が聞いた山野哲也のレースを振り返るコメントをお届けしよう。
今季の開幕前に、AWDからFRに駆動方式を変更、さらにセパン戦をスキップして第5戦に臨んだR&D SPORT LEGACY B4は、決勝で上位を狙える位置を走りながらも、他車に追突される形でスピン。さらに、その後鈴鹿に向けて性能調整が入ったことで、山野の気持ちも「ちょっとテンションダウン」していたと言う。「鈴鹿に来ても最初は全然クルマのセットがとれてなくて、もうフラフラだった。順位的にも良いところがなかったからね」と山野は週末の状況を語る。
そんな山野とR&D SPORT LEGACY B4の決勝レースでの快走への“転機”は26日発売の本誌No.1266に譲るが、「最後まで諦めずセットアップも進めて、ドライバー交代もピットもノーミスで、ドライバーもノーミスで走った。そこが今回は勝因だったんだろうな。全員で勝ち取った勝利だと思う」と勝因を振り返った。
「セットアップを最後まで諦めなかったっていうのが一番デカいと思う。あとは、たまたま自分が乗っていた第1スティントがものすごく荒れていたよね。みんな接触したりとかコースアウトしたりというのが、かなり重なっていた。僕もスプーンだったかな? フェラーリがスピンしたときかな。ギリギリで避けた時もあった。生き残りレースだったし、決勝のペースも速かった。誰もミスしなかったから勝ったんだよね。ホント、スバルファンにも喜んでもらえると思う」
相棒の佐々木孝太とともにノーミスで700kmを走りきり、レガシィにとって初のポイント獲得を優勝というサプライズで成し遂げた山野。最後に残した「良かったわ〜」という言葉は、喜びと安堵が入り交じった感情だったのだろう。
●『8分間の、最後の開発』チームとドライバーが執念で作り上げた「決勝で速いマシン」
週刊オートスポーツNo.1266
