TOCHIGI Le Beausset Motorsports
Super Formula
http://www.lebeausset-motorsports.com
スタート直後の混乱を回避し、入賞目指すも
突然のトラブルで、無念のリタイアを喫す。
スーパーフォーミュラ第6戦
9月27~28日
スポーツランドSUGO
3.704km
『とちぎル・ボーセ モータースポーツ』が挑む国内最高峰カテゴリー、全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第6戦が、スポーツランドSUGO(宮城県)を舞台に、9月27〜28日に開催された。前回のオートポリス同様、アップダウンに富んだテクニカルレイアウトを特徴とするサーキットだが、コース、ランオフエリアともに幅が狭いため、オーバーテイクもしにくく、かつアクシデントも発生しやすいことでも知られているこのサーキットで、残り2戦となった終盤戦でのレースを迎えた。
予選 9月27日(土)
天候/晴れ
コース状況/ドライ
今大会のスポーツランドSUGOも新型マシンとなったSF14にとって初走行。金曜日には1時間のテスト走行の機会が設けられ、貴重なセッティングの機会となったが、度重なる赤旗中断という、荒れたレースウィークの幕開けとなった。嵯峨は周回を重ね、折り返しを間もなくというところで赤旗が出されるも、幸いその時マシンはピットの中。メニューを予定どおりこなして、最終ラップには自己ベストとなる1分8秒612を記録する。土曜日の午前中に行われたフリー走行は、ここでも2回の赤旗中断があったが、1回目はやはりピットでのセットアップ中。2回目は走行中だったものの、引き続きタイムを刻んでいって、最終ラップには7秒563にまで短縮を果たすこととなった。
そして迎えた予選のQ1は、すっかり秋のコンディションを感じさせる中で行われ、気温、路面温度ともにやや低めだったこと、そしてコースも短いことから、しっかり2周をウォームアップに充てアタックし、8秒441をマークする。いったんピットに戻り、再びニュータイヤを装着。先頭でコースインしてクリアラップをしっかり取れる状況としたものの、なんとそれから間もなくエンジンブローした車両があって赤旗中断。SPコーナーから最終コーナーの入口までオイル処理のため、石灰が撒かれたことにより、コンディションの悪化は否めず。10分以上の中断の後、再開された最終アタックは、意地の力走で8秒153に短縮。決勝レースには9列目、18番手グリッドから挑むこととなった。
決勝 9月28日(日)
天候/晴れ
コース状況/ドライ
日曜日早朝のフリー走行では、決勝レースに向けたセットのチェックをメインに、メニューがこなされていった。まずは9秒台でコンスタントに走行できることが、確認されたところでピットイン。マシンの調整を行うためにイン〜アウトを繰り返した後、ラスト3分で最終確認へ。2周のみの走行だったものの、最後に8秒626を記録して、決勝へ向かう。
スタート進行の始まりとなる8分間のウォームアップは5周走行。準備を万全に整えて、マシンをグリッドに送り出す。今回は給油、タイヤ交換ともに義務づけはなく、その一方で前回のレースとは異なり、いずれも禁止されていない。もちろん、レース距離からすればノーピット作戦は不可能に等しかったが、セーフティカー(SC)が何周もコースに入れば話は別。状況に応じた臨機応変な対応も、視野に入れられていた。
スタートも決め、2コーナーで中を舞うマシンがあったほどのアクシデントを巧みにかわして、15番手にまでポジションをアップ。マシン回収のため、SCが3周に渡りコースを走行する。4周目からレースは再開し、背後につけた2台と激しいバトルを繰り広げ、14周目には12番手に浮上。そんな中、16周目の最終コーナーで一台がクラッシュ。SCが導入されたタイミングでピットに呼び寄せ、素早い給油とタイヤ交換でコースに復帰させポジションをキープ。SCがピットへ戻り21周目からのバトル再開直後に、最終コーナーで目の前のマシンがスピンし、よけた煽りを受けて14番手に。それでも大きな遅れを取ることなく、それまで同様、粘りの走りを見せて、再び順位を上げていくことが期待されたのだが……。
29周目のハイポイントコーナーに差し掛かったところで、なんの予兆もなくエンジンに異変が発生してしまい、やむなくマシンをバックストレートのコースサイドに止める事に。レースの折り返しを迎えることなく、無念のリタイアを喫することとなった。残すは11月8〜9日に行われる、鈴鹿サーキットでの最終戦。ドラマを生み出すことも多い戦いは、例年どおり2レースで開催される。
チーム監督 坪松唯夫
決勝でのトラブルはチーム的にはどうしようもない事だが週末を通して満足いくタイムが出せず苦しい展開になってしまった。高速コーナーが続く後半区間は上位陣と遜色なく走れていたが前半区間の幾つかのコーナーで遅れを取ってしまった。まずは問題の洗い出しをして、最終戦の鈴鹿に向けてしっかり準備したい。
Driver 嵯峨宏紀
スタートはまずまずで、駆け出しも良かったのですが、2コーナーで飛んでいるクルマがあるような状況でうまくポジションアップできて、その後はセーフティカーランという、SUGOによくある展開での始まりでした。その状態で落ち着いていきましたが、中盤でハイポイントコーナーのあたりからエンジンが調子悪くなってしまって、クルマを止めざるを得なくなりました。特に予兆はなく、急に起きてしまいました。次の最終戦は良いかたちで締めくくれるように臨みます。
