8月25日にソノマで開催されるIZODインディカー・シリーズ第15戦ソノマで、今季全日本選手権スーパーフォーミュラで活躍している平川亮が、デイル・コイン・レーシングからスポット参戦する可能性が出てきた。
19歳になる平川は、レーシングカートを経てフォーミュラチャレンジ・ジャパンやスーパーFJに参戦。昨年は全日本F3、ポルシェカレラカップ ジャパンに参戦し、1年目で2カテゴリーのチャンピオンを獲得。“大型新人”の呼び声も高く、今季スーパーフォーミュラ参戦後、4戦中3戦でポイントを獲得している。
そんな平川について英AUTOSPORTは、インディカー・シリーズの古豪デイル・コイン・レーシングのチームオーナー、コインのコメントとして、平川が8月21日にソノマで行われるオープンテストに参加する予定となっているという。
当初、平川はテストの計画があるだけで、その週末のソノマでのレースには参加できないとコインは語っていたが、その週末に予定されていたスーパーフォーミュラの韓国戦がキャンセルになったため、平川のスケジュールが空いた。これにより、デイル・コインの2台目に平川を乗せる計画があるという。デイル・コインの2台目は、残りシーズンの中でまだ唯一ドライバーが決まっていないレースだ。
このインディカーのドライブについて、オートスポーツwebの取材に対し平川のマネージメントは「インディカーをドライブすることは間違いありません」と語っている。果たしてテストのみとなるか、レースデビューとなるかはまだ明らかにされてはいないが、佐藤琢磨に続くインディカードライバーが誕生するのか、楽しみにしたいところだ。