28日、スーパーGT300クラスに参戦するチーム・タイサンが、東京都千代田区の神田明神で、今季投入するニッサンGT-RニスモGT3を持ち込み、必勝祈願、安全祈願を行った。

 JGTC全日本GT選手権、スーパーGTで数多くのチャンピオンを獲得してきた名門タイサンは、2014年に向け横溝直輝、密山祥吾のコンビを起用し、マシンをニッサンGT-RニスモGT3にスイッチ。1990年代のグループAで高い人気を誇ったSTPタイサンカラーのGT-Rを復活させる。

 そんなカラーリングのマシンをお披露目する……とタイサン千葉泰常代表から連絡を受け向かった先は、秋葉原からもほど近い神田明神。奈良時代から続くと言われる由緒あるこの神社では、例年タイサンが必勝祈願、安全祈願を行っているという。

 多くの一般の参拝客が行き交う中しばらく境内で待つと、横溝と密山が姿をみせ、続いてタイサンカラーのトランスポーターが神社脇に到着した。さらに、1991年のグループAスカイラインGT-RのレプリカR32も自走で到着。満を持してトランスポーターから、ニスモから直接運び込まれたという新車のニッサンGT-RニスモGT3が姿を現した。

 23日に配布された参戦発表の資料同様、ホワイトとレッド、そしてブラックという、往年のタイサンGT-Rを彷彿とさせるカラーリングに彩られたマシンは、神田明神の車祓所へいったん運ばれ、千葉代表、横溝、密山はお祓いを受けるため神社の中へ。3人が神主さんと再び姿をみせ、GT-R GT3もしっかりとお祓いを受けた。

 その後、写真を撮影するべく参道にGT-Rを運ぶと、参拝客からも大いに注目を浴び、あちこちから「すごい!」「本物のレーシングカー!?」という声も。R32とR35が並べられ、神社の境内とレーシングカーという不思議なコントラストに。復活を果たしたタイサンカラーの出来映えには、千葉代表も誇らしげな表情を浮かべていた。

「復活したカラーで、今年は絶対にチャンピオンを獲る。その実力があるパッケージ」と千葉代表は自信をみせる。サーキットを疾駆するタイサンカラーのGT-Rの姿が待ち遠しいところだ。

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