レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1ニュース

投稿日: 2012.12.19 00:00
更新日: 2018.02.16 13:25

日本のモータースポーツ界も可夢偉を支援


 来季のトップチーム入りはなくなったものの、引き続きF1での活動を模索している小林可夢偉に対し、日本のモータースポーツ界からも彼の活動を支持する声があがっている。

 全日本F3選手権を統括する日本フォーミュラスリー協会は、このたびオフィシャルサイトに『KAMUI SUPPORT』(12月18日で受付を一旦終了)を紹介する文章を掲載し、活動の一助となるべくリンクアドレスを掲載してきた。

 協会は、「全日本F3選手権への出走経験はないものの、彼もまた『F3』という同じカテゴリーの卒業生であり、過去には日本のサーキットでF3マシンをドライブしたこともあるドライバーです」と可夢偉についてコメントし、さらに、全日本F3を戦う若手ドライバーにとって、可夢偉は大きな目標だったと綴っている。

 18日、可夢偉は、残念にも“戦えるチームでの来季レースシート獲得は不可能”との声明を発表、その日をもって『KAMUI SUPPORT』の受付は一旦打ち切られることになったが、こうした活動も可夢偉の力となり、彼のもとには1億8000万円超という大きな支援の気持ちが届けられた。

 可夢偉は、来季の活動について、今あるオプションのなかで2014年にトップチームのレースシートを獲得できるベストな道を選択したいと述べており、決まり次第あらためて発表するとしている。