ベライゾン・インディカー・シリーズに参戦するAJフォイト・レーシングは、インディ500のドライバーにベテランのカナダ人、アレックス・タグリアーニを起用することを発表。佐藤琢磨、ジャック・ホークワース、そしてタグリアーニの3台体制でインディ500に挑む。

 これまでチャンプカーと合わせ202戦に出場しているタグリアーニ。昨年はサラ・フィッシャー・ハートマン・レーシングからインディ500のみ参戦し、予選24番手から13位でフィニッシュした。

 タグリアーニは、1967年にA.J.フォイトと共にル・マン24時間を制したアメリカの英雄ダン・ガーニーをトリビュートした48号車をドライブする。ガーニーは、4年ぶりにインディ500へ来ることも考えているようだ。

「私の良き友人ダン・ガーニーが走っていたナンバーを使うことで、今季彼はインディに戻って来る。彼を称える素晴らしい方法だね。それに、そのナンバーで彼はいい走りをしていたよ」とオーナーのフォイトはコメント。

 タグリアーニのマシンは、ガーニーのNo.48を使用し、さらに彼が1968年と69年にインディ500で2位フィニッシュした時のマットブラックにホワイトラインのカラーリングを採用する予定だ。

「とても興奮しているし、AJフォイト・レーシングに入ることができて誇りに思うよ。なぜならAJのためにインディアナポリス・モータースピードウェイをドライブすることは、本当に本当に特別なことなんだ」とタグリアーニ。

「フォイト・ファミリーに貢献できるチャンスを得ることが、“マンス・オブ・メイ”での僕のミッションだよ」

 AJフォイト・レーシングの代表を務めるAJの息子ラリー・フォイトは、「父は、長い間インディ500で追加のクルマを走らせてきた。我々は、もともと計画はしていなかったが、機会が来て台数を増やすことができた」

「アレックスの経験と能力は重要だった。我々のラインアップに彼を追加できたのは、とてもいいね」と語る。

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