スーパーGT開幕戦岡山は予選1回目、スーパーラップが行われ、ZENT CERUMO SC430がポールポジションを獲得した。2番手にはKRAFT SC430が続きSC430勢が最前列を独占。GT300クラスはJIMGAINER ADVAN F430がポールポジションを獲得している。

 午前中に続き晴天に恵まれた岡山国際サーキット。午前の練習走行から慌ただしく公開車検を終え、予選1回目がスタートした。序盤から各車積極的に周回を重ねるものの、午前中ほどタイムは上がってこない。昨年までは専有走行の後に混走があったため、スーパーラップ進出のための逆転劇があったが、今年は淡々とした序盤になった。

 GT500クラス、300クラスともアタックが激しくなったのは10分間の専有走行帯。GT300は午前中の好調をそのままにウェッズスポーツIS350がトップタイム。M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7、プリヴェ アップル 紫電というトップ3となった。

 GT500クラスは、途中ASTON MARTIN赤坂DBR9がスピンし黄旗が提示され、何台かペースを落とすことがあった。そんなセッションの中トップタイムをマークしたのはZENT CERUMO SC430。PETRONAS TOM'S SC430が続き、SC430がトップ2を独占した。

 30分の間をおいてスタートしたスーパーラップ。GT300クラスの序盤は、アタックするマシンが前走車のタイムを塗り替えていく状況。しかし、JIMGAINER ADVAN F430の後から状況が変わる。プリヴェ アップル 紫電とM7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7がポジションを落とし、さらにウェッズスポーツIS350もフェラーリのタイムを上回れず。JIMGAINER ADVAN F430が嬉しい新車デビュー戦ポールを獲得した。

 続くGT500クラス。2番手アタッカーのROCKSTAR童夢NSXが素晴らしいタイムでポジションを上げる。それを初めて上回ってきたのは唯一GT-R勢でスーパーラップに残ったHIS ADVAN KONDO GT-Rだ。しかし、直後に石浦宏明のKRAFT SC430。ARTA NSXがポジションを落とし、さらにPETRONAS TOM'S SC430がアタックに入らずトラブルでピットインしてしまうなど、KRAFT SC430にとって有利な展開となったが、最後にアタックした立川祐路のZENT CERUMO SC430が貫禄のアタックでポールポジション獲得となった。

 結局、ZENT CERUMO SC430がポール獲得で立川は最多ポール記録を更新。KRAFT SC430が続くこととなった。3番手はHIS ADVAN KONDO GT-R、4番手はROCKSTAR童夢NSXとなっている。
 

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