『モータースポーツジャパン』を主催するNPO法人日本モータースポーツ推進機構が「もっと多くの人にモータースポーツを楽しんでいただきたい」という趣旨で行っているイベント『Motorsport Town Meeting』。JAFグランプリ FUJIスプリントカップ2010にフォーカスを当てた第3回目が3日、東京・六本木のF1 PIT STOP CAFEで行われ、第1部に引き続き開かれた第2部には、スーパーGTに参戦するドライバー6名が登場し、集まった観客を楽しませた。

 3回目の開催となる今回は初めて2部制で行われ、午後1時半からの第2部には、GT300から松浦孝亮、星野一樹、柳田真孝、井口卓人、GT500から伊沢拓也と中山友貴とスーパーGTに参戦するドライバーが登場した。こちらは、すでに最終戦が終わっているということもあってか、終始和気あいあいで笑いの絶えないイベントとなった。

 冒頭から松浦がほぼ“司会”状態で場を取り仕切り、「この中で今年、表彰台乗った人~?」と手を挙げさせ、唯一登壇レースがなかった中山がいきなり窮地に立たされ笑いを誘うところら始まった。続いて今年のレースダイジェスト映像が会場スクリーンに流されると、それぞれ自分のマシンが映るたびに「これ俺!」「ここでインから抜いてくの、俺!」「これまた俺!……じゃなかった(笑)」などと“自己アピール合戦”で会場の爆笑を誘った。

 GT300チャンピオンを獲得した星野は、最終戦のフィニッシュ直後に父・星野一義インパル監督と握手していたシーンに触れ、「実はあの時、(父は)俺らが優勝しただけだと思ってて。『おめでとう』って言われた後にマー(柳田)と長谷見さんを探しに行こうと思ったら、後ろから追いかけてきて『何お前、チャンピオンなの!?』って言われて(笑)」というエピソードを披露。

 引き続いてトークショー、プレゼント抽選会、サインセッションが行なわれた。数々の爆笑トークが繰り広げられ、さらにここでも松浦が井口に対してバナナを差し出し、それをステージ上で食べさせるというパフォーマンスも。

 最後はひとりひとりがスプリントカップに向けた抱負を語って締めとなった。伊沢は「(GTのスタンディングスタートなど)いろいろと初めてな部分があるので、面白いレースになるんじゃないかと思っています。GTに関しては一人で走るので、意地を見せて優勝を狙いたいです」、柳田は「もうすでにコソ練しているみたいです」というレジェンドカップに出場する父・春人氏について語り、「親子で優勝できるよう頑張りたいと思います」と語った。最後の最後も、この日柳田との“コンビ愛”をずっとネタにし続けた星野が「(GTに関して、柳田とふたりではなく)ひとりで戦うなんて寂しくてしょうがないんですが、頑張ります」と笑いを誘い、文化の日にドライバーたちが盛り上げた『Motorsport Town Meeting第3回』も盛況の内に終了した。

本日のレースクイーン

橘香恋たちばなかれん
2026年 / オートサロン
東京オートサロン2026イメージガールA-class
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年2月号 No.1616

    スーパーGT 20周年記念特集
    激動、勇退、高揚。
    忘れられない20年

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円