スーパーGT第8戦ツインリンクもてぎでGT500クラスを制したPETRONAS TOM'S SC430の脇阪寿一、アンドレ・ロッテラーのふたりがレースについて語った。脇阪寿一は、終盤レースを沸かせたバトルについて「優勝にこだわって走る小暮選手のスピリットは素晴らしいと感じましたし、僕自身もチャレンジしていきたいと改めて思いました。僕にないものを持っている小暮選手を尊敬しています」とコメントしている。

GT500クラス優勝:PETRONAS TOM'S SC430
脇阪寿一
「事前のもてぎテストでセッティングの方向性やタイヤについていろいろと試してきたのですが、クルマのバランスが全く異なっていて、練習走行でもブレーキングで底打ちしてしまい、クルマが跳ねてフロアを壊してしまって、その修復に時間がかかり、そのセッションでは最下位というところからスタートしたレースウィークでしたそれでもチームの士気は高く、僕もクルマをいいところに持っていきたいと思い、いろいろと試しながら進めていったら、予選ではセッションが進むごとにクルマがどんどん速くなっていって、最後にはチームがポールを狙えるクルマに仕上げてくれました。5年間同じメンバーでやっていますが、その絆がそれを可能にしたんだと思います。
スタート前に6号車のペナルティの件は耳に入っていて、ビヨンの気持ちを考えると僕も辛かったのですが、その分も一生懸命走ると決めていました。タイトルは獲れませんでしたが、レクサス/TRDとして進めてきたものをこの優勝で証明できたのではないかと思います。また、レースでバトルをする時に僕は相手の気持ちを考えて走るのですが、あくまでも優勝にこだわって走る小暮選手のスピリットは素晴らしいと感じましたし、僕自身もチャレンジしていきたいと改めて思いました。僕にないものを持っている小暮選手を尊敬しています。
このレースが101戦目のレースになりましたが、自分としては昔のような攻めるレースをしたいと思っていて、決勝レースもそういう走りをしました。これからもファンの方に喜んでいただけるようなレースをしたいと思います」

アンドレ・ロッテラー
「僕のスティントではいいスタートが切れて、1周目が良かったし、レース全体を通して、楽しく走れました。ホンダ勢のペースが最初は速かったのですが、タイヤチョイスの関係か、途中でペースが遅くなってきたので、金石選手とデュバル選手をパスすることができ、トップに立つことができました。
トップに立ち、ギャップを多く作ってバトンタッチするというのが今回の僕の目標だったので、それが果たせて良かったと思います。後半はホンダ勢がタイヤチョイスを変えたせいか、ペースが速くなってきたので、脇阪選手はタフなスティントになったのではないかと思いました。特に最後の2周は急に白髪が増えるような思いでしたね(笑)。
僕の考えでは小暮選手はあんなにリスクを取る走りをしなくても良かったのではないかと思いますが、最終的には無事にトップのまま終わることができて良かったと思います。今シーズンの最終戦で勝つことができて、本当に良かったと思っているし、素晴らしいドライバーであるチームメイトに感謝したいと思います。
昨年は最終戦でチャンピオンシップを獲得することができ、亡くなった父親に捧げましたが、今年もこの優勝を亡き父に捧げたいと思います」

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